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24.望まぬ結果1

『贈り物』の前、『城下町探索』の後のお話です。分かりづらくてすみませんm(_ _)m

「ふふ、おはよう。朝から元気ね。」


それもそうだろう。シャーロットは昨日寝る前も、今日起きた後も、城下町での思い出を振り返っては顔をほころばせていたのだから。


手の上で転がされていたのは癪だが、リリーに早く出会えたことを思うとフィンに感謝すべきかもしれない。


そう考えながら、聖女鞄の中身を整えようと歩き始めた直後、「シャリア」と誰かから名を呼ばれた。

出鼻を挫かれた思いで振り向くと、フィンがこちらに向けて手招きをしていた。


何の用だろうかと思いつつ、大人しく足の向きを変えてフィンに近寄ると、フィンはシャーロットに背を向けて何処かへと歩き始めていくではないか。


(ついてこい、ってことかしら)


口で言えばいいのに、と頬を膨らませながらその後に続くことにした。


□■□


(この教会に、こんな所があったのね)


ついていくと、まだリリーに案内してもらっていないエリアに入っていった。

ここは教会の奥にあたり、普段フィンがいる場所だろう。


このサンフラリー教会は国を支える四柱の一本であり、さすがというべきか、他の教会とは桁違いの広さを誇る。

そんな中で奥の方の部屋を充てられ、様付けで呼ばれているフィンとは、一体どういう立場なのだろうか。


そんなことを絶え間なく考えていると、フィンがようやく立ち止まった。

今度はぶつかることなく、シャーロットもピタリと足を止める。


(やったわ!今回は鼻をぶつけずに済んだわ!なんて高い学習能力かしら!)

※「魔力検査」参照


ひとりでドヤ顔をしていると、ちょうどこちらを振り返ったフィンは不思議そうにシャーロットを見つめ首をかしげたが、それには触れないことにしたのか、何も言うことなくそのまま重厚なドアを開けてくれた。


「どうぞ。急にお呼びしてすみません。そこにおかけください」


部屋には、ソファーとテーブル、そして奥に上等そうな執務机があるだけでかなりすっきりしている。

綺麗好きなのね、と思いながらとりあえず指し示されたソファーにそっと腰かけた。


その瞬間、雷に打たれた様な衝撃が体を走った。

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