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状態異常使い、敵を溶かす。~状態異常ビルドのVRMMO~  作者: MEはCat
【第四章】新しき風、蒼白なる魂を運びて

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次のステージへ

 リアルマネーが消し飛んだ所で再度ログイン!

 新入りプレイヤーも着実に増えている所で、そろそろ次のエリアに向かいたい所だ。

 いつまでも『ノドカ山脈』に留まる訳にもいかないからな。


「――――の前に、まずは報酬だな」


 俺の所持BPは参加賞の1000BP、準決勝となった者に贈られる5000BP、そしてプレイヤーを倒した700BPで、合計6700BPが貯まっていた。

 それに加えて、特別賞である『赤月の夜』の称号が与えられている。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


赤月の夜

分類 称号

第一回武闘祭にて、特別賞の中でもMVP賞を達成した者に贈られた称号。

称号名は受賞者のプレイヤーネームを基に変化し、唯一無二の名称として記録される。


赤く染まる月の下、最も輝いた者。

その戦いは語り継がれ、やがて夜そのものを名乗るに至る。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「かっけぇぇぇぇ!!!」


 凄い格好良い称号じゃねぇか!

 これ本当に付けちゃっても良いのか……?


「確か重ね着って言ってたな……これか!」


 ステータスの装備欄には、既に重ね着をセット出来るスロット穴が追加されていた。


 ここに称号を入れると――――

 俺のプレイヤーネームの上に『赤月の夜』が付いた!

 よし、格好良い!


「それでBPで交換出来る物は……着せ替え中心か」


 イベントを参加しなかった者との力の差を生まない為、基本的に着せ替えとなっているのだろう。


「俺、前々から着てみたい衣装があるんだよな〜」


 俺は迷わず、ある着せ替えを購入した。

 それは赤を基調とした西部劇風の着せ替えだった。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


紅砂のガンマン

必要BP 5000

分類 衣服

乾いた大地を駆ける孤高の射手をイメージした衣装。

深紅のロングコートは風を裂き、黒革のブーツは一歩ごとに砂煙を巻き上げる。

砂風を靡かせるその姿は、まるで処刑人。

引き金に指を掛けた瞬間、戦場は静寂に包まれるのだ。

眉間を撃ち抜かれた者は、己が何に倒されたのかすら理解できないだろう。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


 着せ替えを装備したその一瞬、身に着けていた格好が分解されるように消え、代わりに新たな衣装が形を成していく。


 肩から翻る深紅のロングコート、腰に収まる二丁の災極双転銃、足元には黒革のブーツ。


 そして最後に、額にかかる影――――

 つばの広い帽子が、静かに俺の視界を覆った。


「……おぉ」


 思わず声が漏れる。

 軽く一歩踏み出すと、コートの裾が遅れて揺れた。

 その動きがやけにリアルで、思わずもう一歩、踏み込む。


 カツン。


 地面から乾いた音が響いた。

 

「……凄ぇいいじゃん」


 これこそ、俺が求めたガンマン装備と言えるだろう。

 あの『サンド街』を訪れた時に、こんな服装だったら格好良いだろうなって思ってたんだよ。


「身支度は済んだ。行こうか、次のステージへ!」


 お祭りは過ぎ去り、クールダウンも終わりを迎える。

 新たな刺激を求めて、新たな世界を求めて――――

 そして、新たな時代を求めて戦場を渡り歩くのだ。


凄い偏見だけど

女性が着る想定の重ね着でネカマする奴出てきそう()


◆◆◆◆◆◆◆◆◆


名前 『赤月の夜』赤月

階級 ランク28

所持金 46500HG(1700BP)

武器 災極双転銃【極性災雷】

武器 災極双転銃【極性災雷】

防具 災雷纏装【極性増幅】(紅砂のガンマン)

装飾 腐王鴉の眼核【死肉の王眼】

装飾 毒蜜女王の毒腺輪【紫蜜ノ血】

装飾 蜂王の統率環【群体支配】


ステータス

体力 150

魔力 150(+25)

攻撃力 60(+10)

防御力 50

素早さ 40(+10)

毒効力 1毎3(+1)

自動魔力回復 1秒毎4(+1)

状態異常命中 +100%


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

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