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カバだけど飼ってよ  作者: ぶもー
ある日

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7/61

7大通り

大通りをカバがのそのそと歩く

背中に少女

「タマー」

「タマちゃーん」

「あ、タマ」

「カバ姉ちゃん」

道行く人に声を掛けられる

ミサは手を振った

タマは声がする方に首を向けうなずく

「こどもいる」

「いるね、今度遊ぼうね」

「うん」

クンクン

鼻をひくひくさせ顔を左に向ける

「タマ、そっちじゃないよ」

「うん?こねこいる」

路地の奥に行こうとするタマ

「ねこちゃんは今度あそぼう」

「うん?」

「今日はエレナさんに卵を渡すから」

「うん、エレナ」

タマは向きを変えてギルドに向かう

くんくん

「みず」

タマは馬用の水飲み場に近づく

ばしゃばしゃ

顔を突っ込む

「飲んでるの?」

「うん」

「飲んでないでしょ?」

「うん」

「もう・・早くいくよ」

ミサはタマの肩をポンポンと叩いた

「うん、エレナ」

「そうだよ」

ぶるぶる

タマは水けを切り道を歩く

「タマちゃーん」

「ん?・・おばちゃん」

タマは呼ばれてのそのそと近づく

「今日もかわいいね」

おばちゃんは近づいたタマの頭をガシガシ撫でる

タマは気持ちよさそうにする

「おはよう、おばちゃん」

「おはよう、ミサちゃん、これあげるね」

バッグからキャベツの葉をだしてタマの口に入れた

はぐはぐ

勢いよく食べるタマ

「いつも、ありがとう」

「いいのよ、かわいいし大人しいね」

タマは顔を上げる

「ありがとう」

「偉いねー」

おばちゃんにお礼を言って道を進む


平日7時投稿

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