46小動物
街道を通り森に入って行く
草むらも濡れている
ガサガサ
タマはズンズン入って行く
立止まるタマ
「カタツムリ」
「カタツムリいるね、食べるの?」
「たべない」
「ヘビ」
「あ、蛇いるね」
動物を確認しながら奥に行く
また止まるタマ
「きのこ」
「あ、少しキノコあるね、採ろう、タマよく知ってるね」
「うん、食べてたおいしい」
「そうなんだ」
ミサはタマから降りてキノコを採った
手に取り匂いを嗅ぐ
「いい匂いする」
ミサはタマの鼻にキノコを近付けた
くんくん
タマは口を開ける
「だめだよ、食べちゃ」
「うん?」
「これでスープ作るから」
「おいしい?」
「おいしいよ」
タマはじっとキノコを見ていた
またタマに乗り探索する
タマの踏んだ足跡が道を作っている
「キノコの村があるから今度行って見ようか」
「うん、たべる」
「いっぱい食べて買って帰ろうね」
少し歩くと朽ちた太い木が折れて転がっていた
タマは立ち止まった
「木がある」
「太い木だね」
タマはその木を転がした
下には虫がたくさんいる
タマはじっと見ている
「いっぱいいる」
「いっぱい虫がいるね、食べるの?」
「たべない」
木があった地面にこぶし大の穴が開いてる
タマは穴をじっと見ている
「何かいる?」
「もぐら」
「モグラ見たかったの?」
「うん」
しばらく待つ
「出てこないね」
「うん」
ミサとタマは穴から離れ森の奥に進んだ




