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45門
門に着いた
「お、ミサ、タマおはよう」
「ザック、ポールおはよう」
「ぶもー」
「なんだ、カバみたいに鳴いて」
「カバだよ」
「あ、そうか、そうだったな」
ポールはうなづく
「そういえば、ミサ、魚ありがとうな、まさか帰ったら魚があるとは思わなかったぞ」
「ああ、あれね、美味しいシチューのお礼だから気にしないで」
「でも、俺の家を知ってたのか?」
「知らないよ、タマがシチューの匂いに釣られて勝手にお邪魔したのよ」
「そうだったのか、シチュー作ればタマが来てくれるってミミが言いふらしてるぞ」
「そうなの?まあ、何でも食べるから間違いじゃないけど・・・」
くんくん
タマはザックの足を匂ってる
「ミミの匂いする」
「タマわかるの?」
「わかる」
「タマすごいな」
ザックはタマの頭を撫でる
「今日は雨だが森に行くのか?」
「行くよ」
「そうか、行って来い」
ポールは手を振る
ミサとタマは門を出た
街道に大きな足跡を付けながらのそのそと歩いて行く
ばしゃばしゃ
べちゃべちゃ
道は雨の為ぬかるんでいる
「道がドロドロだね、タマ」
「うん、つめたい、ドロドロ」
「雨だけど動物いる?」
「いない、とおい」
「そうなんだ」




