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カバだけど飼ってよ  作者: ぶもー
タマ

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39/61

39大通り

大通りをトコトコ歩くミサ

腕にタマを抱いている

「さっきの所が門でザックとポールがいつも居るんだよ」

「もん、ざっく、ぽーる、いる」

「いつもいるよ」

「におい、おぼえた」

「匂いあるんだ・・」

クンクン

「あれなにー?」

「あれは馬用の水飲み場だよ、飲みたいの?」

馬が顔を入れる大きな桶が置いてある

「のむー」

ミサは馬用桶にタマの顔をつけた

ぶくぶく

がぶがぶ

「おいしい?」

「うん、おいしい」

満足したタマをミサは持ち上げて口をタオルで拭く

広場に向かって歩くミサ

道を歩くと何か聞こえてきた

「あれなに?」

「牛の子?」

「馬じゃない?」

「かわいいね」

「赤ちゃんかな?」

「食べるのかな?」

「カバ?」

一人の女の子が近づいて来た

「お姉ちゃん、その子なーに?」

「この子はね、カバの子で、タマって言うの、かわいいでしょ?」

「うん、かわいいね、触っていい?」

「いいよ、頭を撫でてあげて」

女の子はタマの頭を撫でる

タマは気持ちよさそうにする

「やわらかいね、すべすべしてる」

「そうね、柔らかいね」

「タマさん、かわいいね、お姉ちゃんありがとう」

「うん、またね」

女の子は走り去っていった

ミサはギルドへ向かった。


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