36美味しい
ミサはピヨを抱えて広場を出た
大通りを歩いて家に向かう
「ピヨ、鳥小屋作ってくれるって」
「コッコ」
「卵産むの?美味しいのかな?食べてみたいな」
「コッコ」
「かわいいねー」
ミサはピヨを撫でる
家に着いた
「ただいまー、猫ちゃん、ワンちゃん」
「にゃう」
「ワフ」
「新しい子がいるよ、ピヨだよー」
ミサはピヨを猫と犬に見せた
「コッコ」
ピヨは寝ている猫と犬の周りを歩く
猫と犬はピヨを匂った
「仲良くしてね」
ピヨと家の中に入る
お皿にお水と野菜クズを用意してピヨの前に差し出す
ピヨは水を飲み、野菜くずを食べる
食べ終わるとピヨは毛布に座った
「特に歩き回ってフンはしないね」
ミサは座ってでかパンをかじる
夜までピヨを愛でて寝た
「コッコ」
ミサはピヨに起こされる
「おはよーピヨ、もふもふだね」
外から声が聞こえる
「ミサ居るかー」
「はーい」
外に出ると大工の棟梁が居た
「あれ?どしたの棟梁」
「ん?聞いてねえか?鳥小屋作れってエレナに言われたから来たんだぞ」
「え?、もう?」
「ああ、すぐ作れってさ」
「そうなんだ、ありがとう、じゃあここに作って」
ミサは家のすぐ横を示した
「ここか、材料は持って来た、小一時間だな、飯食ってろ」
「はーい」
棟梁たちが鳥小屋を作る為色々用意してる
それを横目にミサは井戸で顔を洗い家に入った
「ピヨ、お家出来るよ」
「コッコ」
ギコギコ
トントン
ドカドカ
音を聞きながらミサはでかパンを食べる
ピヨも野菜を食べた
食べ終わってピヨをいっぱい愛でた
普段着に着替えて外に出ると鳥小屋が出来ていた
「はや!」
「ハハ、すぐだって言ったろ」
「すごいねー、さすが棟梁、ありがとう」
「まあな、じゃあな」
「うん」
棟梁と弟子は帰って行った
「嵐のように帰ったね」
「コッコ」
鳥小屋に入るミサとピヨ
「棚もある、何か敷いて寝れるよ」
部屋から使ってない毛布を持って来て重ねて敷いた
ピヨを乗せると気持ちよさそうにした
「よかったね」
ミサはピヨを撫でる
「コッコ」
ぽこ
「ん?」
ピヨのお尻に卵があった
「あ、卵産んだの?すごい!」
「コッコ」
「売るより食べてみよっと」
ミサは竈に火を入れフライパンで卵を焼いた
「美味しい!何もしてないのに!」
食べ終わり片づけて鳥小屋に入る
「ピヨ、ありがとねー、美味しかったよ、今度は売りに行くね」
「コッコ」
「にゃう」
「ワフ」




