33森探索
太い木々がある森へ入って行く
ガーガー
ホーホー
足元を踏みしめながら歩く
太い木に隠れながらゆっくり歩いていく
バサバサ
鉈を振りまわし小枝を刈る
ニョロニョロ
「あ、へびー」
ミサを見てヘビは逃げた
「逃げられた・・」
辺りを気にしながら地面の草を観察する
「あった」
鎌を手に持ち替えて薬草を刈り取る
パラパラ
土を払い落しバッグに薬草を入れていく
「あ、トカゲ、逃げるの早いなー」
ナタを手に持ち、木に傷をつける
奥に進む
「大きいねー」
大きい蜘蛛の巣を避けて進む
「でか・・」
大木に着いた
ミサはバッグから麻袋を取り出し折って大木の根元に敷いた
腰を下ろす
「ふう・・」
ミサは大木に背を預け見上げる
目をつむりしばらく周りの音を聞いていた
「洞ってあるのかな?タヌキ、キツネとか居たらいいなー」
楽になったミサは立ち上がり大木の周り歩く
裏側に差し掛かると人が入れそうな穴が根元にあった
「洞だ」
ミサは中を覗き込む
「ん?・・・残念、何もないなー」
洞の中でキャベツくらいの黒い物がモゾモゾしていた
「だれかいるの?・・」
目を凝らしてよく見ると黒いニワトリが寝ていた
シャワ
ミサはそっと手を出して撫でてみる
「コッコ」
ニワトリは起きてこちらに寄って来た
「かわいいね、ここで寝てるの?」
「コッコ」
返事をしてるニワトリをミサは撫でまわす
「コッコ」
「かわいいねー」
「コッコ」
ミサはニワトリを洞から出して胸の前で抱きしめた
「柔らかいねー」
撫でて抱きしめれたので、ニワトリを下に置いた
ミサは元の麻袋の所に戻った
「コッコ」
ニワトリが付いて来た
「あれ?付いて来たの?」
「コッコ」
「じゃあこれ一緒に食べようか」
ミサはバッグからでかパンを取り出した
細かくちぎってニワトリの前に置く
ニワトリはつついてからパンを食べ始めた
ミサは座り、でかパンを食べる
「いっぱい食べてね、ピヨ」
「コッコ」
ピヨはたくさん食べた
「よく食べたね、偉い」
ピヨはミサに近付いて膝の上に乗った
「ん?」
「スー・・」
ピヨはそのまま寝た
「え?」




