27レミミミ家
タマとミサは帰って行った
「タマさんかわいかったね、おかーさん」
「そうね、小さくなったり大きくなったり話せたりかわいいわね」
「すごいすごい!」
二人はテーブルに着き話す
テーブルには魚が乗っている
「おとーさん早く帰らないかなー?」
「そうね、もうすぐ帰るはずなんだけどね、同僚の方とお酒を飲むと遅いわね」
「お魚焼こうよー大きいね」
「切らずに姿焼きの方がいいわね。じゃあミミ井戸でお水汲んでこようか」
「はーい」
二人はバケツを持ち外に出て井戸に向かう
がちゃがちゃ
「うんしょうんしょ」
「がんばって」
二人はバケツを持ち家に入る
台所にバケツを持って行く
ガチャ
家のドアが開く
二人は振り向く
「ただいまー、帰ったぞー」
「おとーさん、おかえりー!」
父に抱き着くミミ
「あなた、おかえりなさい」
「ああ、ただいま・・って魚?大きいな、どうした?」
テーブルにある魚を見つめる父親
「聞いて聞いて!さっきねカバさん来たよ!ご飯食べた!げふぅって!カバ姉ちゃんも来たよ!ちっさくなったよ!」
「?よくわからんがタマとミサが来たのか?!レミ」
「ミミ、それじゃあわからないわよ。
夕ご飯にシチューを作っていたらドアがノックされたの。
お隣のお婆さんかと思ったのよ、でも違ったわ
開けるとかわいいカバさんとかわいい女の子がいたの、まさかよね、びっくりしたわ・・
タマさんとミサちゃん
どうやら、タマさんがシチューの匂いに釣られて?ドアをノックしたらしいの・・
それで帰ろうとしたからせっかくだからとシチューをご馳走したの。
タマさん、ミサちゃんとミミも一緒に食べたわ。美味しいって言ってくれたわ
小さくなってシチューを食べるタマさんはすごくかわいかったわ。
そのお礼にってこんな立派なお魚を頂いたのよ・・・
断ろうと思ったんだけどね・・ミミが喜んでるからお言葉に甘えて頂いたわ・・」
「そうだったのか・・さっき門で会ったんだ、
その時言ってたな、タマが魚捕まえたって。冗談で魚くれって言ったんだけどな。
夜ごはんにするからあげないって言ってたぞ。まさか家に来るとは・・
俺の家も知らないはずだしな、偶然か?・・偶然だろうな・・
しかも魚がある・・・ミサはちゃんとご飯腹いっぱい食べたか?」
「でかパンとシチューをちゃんと食べてくれたわ、でかパンも2個買ったと言ってたわ」
「そうか、ならよかった、晩御飯の魚がないと悪いからな・・」
「タマさんがね、ミミって呼んでくれたよ!ちっさくなって、
抱っこして、ベロンて舐められた!臭かった!かわいい!鼻がプニプニしてた!」
「そうかー、よかったな!やっと会えたなー。」
ミミを高く持ち上げるザック
ミミは笑う
「あなた、お魚どうする?焼きますか?」
「せっかくだし焼いてくれ。明日お礼言っとくよ。」
「そうしてね、焼いてくるわ」
レミは台所に向かう
「ねえねえ、シチュー作ったらまた来るかな?タマさんとミサ姉ちゃん」
「どうだろなー、ミサもタマも忙しいからな。来ないと思うぞ」
「ぶううう、また来てほしい!」
魚の焼けるいい匂いがしてきた




