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飛躍する為に



翌朝。



悠は、ダンジョンの中で起床する。隣では、アリシアがすやすやと幸せそうに眠っている。



暫くは、朝の鍛錬をするべく、上層に昇っていく。鍛錬は、この街に来てから欠かさず続けている。何しろ、便利過ぎるスキルや、魔法があるから、頼り過ぎは良く無いと思い始めたのだ。




適当にモンスターを狩っていく。


一太刀、一太刀に気合を乗せ放つ。刀を振るう毎に、上達していくのが分かり、悠のモチベーションの上昇に繋がっているのだろう。



黙々と刀を振るう事に集中しているが、魔法は一切使っていない。


魔法を使う事に慣れてしまえば、いざという時に魔法頼りになってしまうからだ。



「ふぅ、そろそろ帰るか。」


狩りが一息つくと、アリシアの待つ最下層へ向け歩いていく。




帰りながら、自分のステータスを確認しておく。






[ステータス]



名前 一条 悠


種族 人族


年齢 17



レベル104




HP 6510/6510

MP 7086/7086


AT 6328+634

DF 6414+68

AGI 6620+15

INT 6932



[EXスキル]



創生魔術 ←New




[固有スキル]



・金蘭之契


・断金之交 ←New



[スキル]


特殊系スキル


・成長速度 特大UP

・スキル熟練度 特大UP

・スキル取得条件 解放

・全属性適合

・鑑定

・飛び道具命中率 特大UP

・精密魔力操作

・暗視

・領域

・魔導




魔法スキル


・重力魔法LvMAX

・回復魔法LvMAX

・召喚魔法LvMAX

・光魔法LvMAX

・空間魔法LvMAX

・火魔法LvMAX

・土魔法LvMAX


・治癒魔法Lv8

・業火魔法Lv6

・大地魔法Lv5

・時魔法Lv2

・異界召喚魔法Lv2

・神聖魔法Lv7

・次元魔法Lv6



戦闘系スキル


・魔剣術Lv MAX

・剣聖術LvMAX

・剣神術Lv2 ←New

・未来視Lv5





[装備]


無銘 金重 : AT+634


漆黒の軽鎧 :DF+68

特殊効果:隠密


ワイルドベアーのブーツ : AGI+15



[加護]


転生神ジュリアの加護




●剣神術・・・剣術の極致。全ての剣技を見ただけで扱える技量を得る。また、オリジナルの、剣術・剣技を扱える様になる。




●断金之交・・・金蘭之契を使用している者に使うと、双方が倒したモンスターの経験値を100%共有する事が出来る。親密度が上昇すると、有効範囲も上昇する。




●創生魔術・・・古に使われていた古代魔術(ロストマジック)の1つ。その中でも、汎用性がズバ抜けていて、術者次第では最強の魔術になる。万物の因子を混ぜ合わせ、新たに魔術・魔法を創生する事が可能になる。古代帝国では、禁術指定されていたと伝えられている。




(ステータスについては、あまり深く考えるのは止めよう。……便利なスキルを手に入れた位に考えるのがベストだろうな。)





それでも、創生魔術は、考えれば考える程に凄い魔術だと感じる。



万物という事は、生命や、魔力までもを混ぜ合わせる事が出来るという事だ。それは、禁術指定されるのが納得出来るというものだ。



いきなりだが、悠は前世で、魔法があったなら作ってみたい、または、使ってみたい魔法が色々あった。中学卒業までだが。



自身は、黒歴史ノートと呼んでいる物にまとめられている。

まず、黒革のノートを探し回り、赤い文字を書き綴り、何回も試行錯誤を繰り返し作製したのだ。



あの時は、凄く苦労したなあ。と感じたが、今はもう手にする事は出来ないのだろう。



あのノートがあれば、良いアイデアが有りそうなのだが。


(あ、異界召喚魔法使えば…。)


悠は、黒歴史ノートをイメージしながら、魔力を練り上げていく。凄まじい魔力の奔流が、圧縮されていくのは壮大な光景に見える。





「異界召喚!!」


悠が魔力を解放すると白い閃光が迸り、視界を白く染めあげる。


暫くして瞼を開けると……



前世では見慣れた黒革のノートが転がっていた。





近づいてよく見てみる。


そこには、血の様な赤文字で『極限魔導書(グリモワール)』と記されていた。




「…………。」


悠は無言でノートを収納し、誰も居ない事を確認すると一息ついた。





☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆





あの後、アリシアと合流して、朝食を済ませダンジョンを出た。


そのまま、冒険者ギルドに赴き、ダンジョン攻略を報告すると、大慌てで、数名の職員が確認をとりに向かった。


何でも、ダンジョンが攻略されると、迷宮結晶と呼ばれている、特殊な結晶に攻略者の名前が記録されるらしい。


結晶は、ダンジョンを管理している家が預かっているそうだから、クリムゾン家にでも向かったのだろう。



それと、クリムゾン家の当主は、長男が継いでいた。

領主が消えて暫くしてから、30代の長男が家督を継ぐ旨を、王都に赴き、王に報告して正式にクリムゾン家の当主になったのだそうだ。





午後からは、1人の時間を工面しておいた。



何故なら、そう。


創生魔術を検証する為だ。


先ず、黒歴史ノートを熟読して、優先順位を決めておく。優先順位は、1番に大規模殲滅魔法。2番に絶対的な防御魔法だ。3番目以降は、回復系統の魔法を創りたいと思う。




今回作るのは、超火力の魔法だ。イメージするのは、天変地異。


その中でも、俺が選んだのは、『隕石を落とす』魔法だ。




必要な因子は、既に俺のスキルの中にある。


先ず、隕石の核となる、大地魔法。


核に纏わせる、業火魔法。


相手に目掛け落とす為の、重力魔法。


そして、被害を相手だけに留める、次元魔法。




そう、材料は全て揃っている。後は調理するのみだ。




悠は悪役の如く、黒い笑みを浮かべていた。



次回、創生魔術の検証回です

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