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VS悪魔




悪魔は、此方に向かい疾走する。



悠は、刀を抜き迎撃態勢に入り、アリシアは魔力を収束・圧縮している。

一糸乱れぬ陣形に、悪魔は楽しそうに口元を歪め、爪や拳で攻撃を繰り出してくる。


悠は爪を刀で弾きつつ、打撃は未来視のお陰か避ける事が出来ていた。

背後から、強力な魔力の波動を感じ、悠は距離を取る。


二重魔法(ダブルマジック)・蒼炎!」


アリシアの指先から、5センチ程の蒼い球体が悪魔に向かい発射される。


悪魔は後ろに向かい跳躍する。先程まで居た場所は、蒼炎が焼き尽くしていた。


悪魔は、感心したかの様に二、三回頷き話し始める。



「…ほう、人族の割には、やるではないか。………名を聞こう。」



「名を聞く時は、まず自分から名乗るのが常識的だと思うが?」


悠は挑発的に言葉を投げ返す。悪魔は愉快そうに嗤いながら、名乗りをあげる。



「この世界では……そうですね…『アスモデウス』とでも名乗りましょうか。」


「俺の名前は、一条 悠だ。」


「……私は、アリシア」


悠は、名乗りながらも刀から手を離していない。また、アリシアも魔力を収束・圧縮させ、何時でも発射出来る様にしてある。




「ふふふ。……悲しいですね…。軽く遊んで実力を確認しただけだというのに。……それで、まだやりますか?」


悪魔の黒い笑顔と共に殺気の籠った魔力を放ってくる。



だが、悠は顔色1つ変えず、平然としている。


アリシアは、少し苦しそうだが、耐える事が出来ている。


鑑定を発動させて、相手の情報を得る。




[ステータス]


名前 アスモデウス


種族 上級悪魔


年齢 ???


レベル 83+66


HP 8144/3144+5000

MP 7664/2664+5000


AT 1988+5000

DF 2392+5000

AGI 2420+5000

INT 3130+5000



[固有スキル]


・二天一流 ←New

・魔力剣作製 ←New


[スキル]


特殊系スキル


・精密魔力操作

・縮地 ←New


戦闘系スキル


・邪剣術Lv7 ←New

・見切りLvMAX

・未来視Lv3

・邪闘術Lv5 ←New



魔法スキル


・闇魔法LvMAX ←New

・暗黒魔法Lv2 ←New





[状態]


ダンジョンコアとの融合




●二天一流・・・二刀流で闘う時、剣術熟練度が底上げされる。また、1分間は、全ステータスが1、5倍される。


●魔力剣作製・・・魔力を消費して剣タイプの武器を作製出来る。形や性能は、消費魔力と、イメージ力に左右される。



●縮地・・・達人の足運び、歩法を会得出来る。一瞬にして、数十メートル移動する事も可能。移動距離は熟練度により変化する。



●邪剣術・・・悪魔の棲む、魔界で主流の剣術。特徴は、大胆な体捌きと、体術を組み合わせても扱える剣術。



●邪闘術・・・悪魔の棲む、魔界で主流の格闘術。拳は、鉄より硬くなり、熟練度が増すと鋼鉄や、ミスリルを超える硬度になる。



●闇魔法・・・主に、拷問や、尋問で使われる精神操作や、精神汚染等の洗脳系魔法。また、攻撃に使う事にも秀でている。人族の間では禁術扱いされている所も多い。



●暗黒魔法・・・闇魔法の上位互換で、支配時間や、精神破壊度などの面で強力になる。熟練度が増すと、数分あれば、どんな相手でも精神に干渉出来ると言われている。人族の間では禁術扱いされている所も多い。





(…コイツ…。思ってたより全然強い。……さっきまでの攻防も、手抜きか。)



「アスモデウス、お前ダンジョンコアと融合してるだろ。」



アスモデウスは芝居がかった仕草で、鷹揚に頷きながら、語りだす。



「私が、この世界に紛れ込んだのは、全くの偶然でした。悪魔王様が崩御なされたと知り、王城に駆けました。」


悪魔王に心酔しているのか、コロコロと表情が変化していく。


「私が辿り着いた時には、葬儀が始まっていて、私も祈りを捧げる為に、前へ前へと向かいました。……暫くしてから、悪魔王様の亡骸を包み込むようにして、黒い球体が全てを飲み込み始めました。」




「それで、気付いたらダンジョンコアと融合し、莫大な力を手に入れていました。……選ばれた基準は分かりませんが、この世界に紛れ込んだのは、10人に満たないでしょうね。」



語り終えると、両手に魔力を収束させ、剣を作製する。剣はロングソードの様な形で、禍々しい暗黒の魔力で出来ている。




「……へえ、貴重な情報をありがとよ」



「いえいえ、今から死ぬ者には喋っても構いませんから。」



アリシアは、先程から話に付いていけないのか、退屈そうに此方を見ていたが、剣呑な雰囲気に気付くと身構え、魔法の準備をする。



「やれるもんなら、やってみろよ!!」


「召喚・セイントドラゴン!」


悠は、ソルスを召喚しアリシアの側に控えさせておく。



「それでは、私も少し本気を出してみましょうかねえ。」



アスモデウスは、不気味な笑みを浮かべながら、魔力を解放し、こちらへ突っ込んでくる。




闘いは始まったばかりだ。








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