↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
38/67

第16話② 勇者本部始動準備 後半

 送信者。


**アマテラス**


『準備、ご苦労様です。』


 全員が自然と背筋を伸ばした。


 続けて文章が表示される。


『勇者たちは順調に育っています。予定どおり進めてください。勇者本部始動まで、あと僅かです。』


 短い文章だった。しかし、それだけで十分だった。月夜実は静かにスマートフォンを閉じる。


「いよいよですね。」


 思金子も頷く。


「作戦立案も最終段階へ入ります。」


 依絵は少し緊張したように息を吐いた。


「勇者さんってどんな人なんでしょうねぇ。」


 猿田さんは笑う。


「三人ともええ子やと思いますよ。」


「まだ会ってないでしょう?」


「何となくです。勘です。」


 思金子が苦笑した。


「相変わらずですね。」


◇


 月夜実は司令室をゆっくり見渡した。


「通信正常。」「作戦卓正常。」「神域通信正常。」「神力残量九八%。」


 依絵がすぐ答える。


「問題ありません。」


「では補充しておきましょう。」


 猿田さんが通信機を手に取る。そっと両手で包む。


 数秒後。


 依絵が画面を見る。


「百%。補充完了です。」


 猿田さんは笑顔で返した。


「これで安心ですな。」


◇


 月夜実は作戦卓へ近付く。滋賀県全域の地図が映し出される。赤い点。青い点。結界。避難所。全て静かに表示されていた。


「思さん。」


「はい。」


「勇者三人がそろったら、最初に説明する内容を最終確認してください。」


「承知しました。」


「依絵さん。通信訓練を。」


「はい!」


「菊理さん。資料を。」


「はい。」


「猿田さん。温泉旅館との連絡をお願いします。」


「任せといてください。」


 全員が持ち場へ散っていく。静かだった司令室が、一気に活気づいた。


◇


 月夜実は誰もいなくなった司令室で、小さく呟く。


「勇者の皆さん。安心してください。皆さんが戦うのは前線です。後ろは私たちが守ります。」


 地下深く。まだ誰も知らない勇者本部では、勇者たちを迎える準備が、着々と進んでいた。


**次回 魔王軍組織完成**


次回お昼の12時更新です。


お読みいただきありがとうございますm(_ _)m


皆様に大切なお願いがございます。


読んでみて少しでもいいと思っていただけましたら、、ブックマークと評価を★★★★★にしていただけるととっっっっても嬉しいです。(*´ω`*)


執筆を続ける励みとなりますので是非ともお願いいたします。m(_ _)m

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。