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60点だった俺のカンスト人生〜底辺レベル1のアラサー社畜、超難関ゲートに落ちて神竜を簒奪(オーバーライト)したら世界最強になっていた〜  作者: kiro


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幹部(中間管理職)のリストラと、役員の降臨



「な……っ!? なんだその規格外のエネルギーは!?」


敵幹部たちが、灰原から放たれた赤黒い『カンストダメージの奔流』を見て悲鳴を上げた。


「ルミ! 奴らが逃げないように、空間をロックしろ!」


しずくが的確な指示を飛ばす。


「はいはい、残業代ゲットー! 【強制配置転換ジョブ・ローテーション】!!」


ルミが指を鳴らすと、逃げようとした幹部たちの空間座標が、灰原の放ったエネルギーの『真正面』へと強制的に移動させられた。


「バハムート! 奴らの『防御行動』を買収しろ!」

「オッケー社長! 私の資産マナの力、見せてあげるわ! 【事象の買収】!!」


バハムートが真紅の瞳を光らせる。


敵幹部たちが慌てて展開しようとしたレベル5万相当の強固な防御シールドの『所有権』が、一瞬にしてバハムートの手元へと奪い取られ、幹部たちは完全に無防備な姿を晒した。


「馬鹿な……我々、本社幹部の防御権限が、奪われ……!!」


「アバァァァァァァァッッ!!?」


回避不能。防御不能。


灰原が反射した、測定不能の『カンストダメージの暴力』が、無防備な幹部3体を跡形もなく消し飛ばした。


「……嘘、だろ」


完全復活したリチャードが、その常軌を逸した連携(業務フロー)を見て呆然と呟く。


圧倒的なレベル5万の暴力すら、完全にシステムのバグを突いた極悪なハッキング戦術の前には意味を成さない。これが【朝倉商事】の少数精鋭の力だ。


「よし。これでウザい中間管理職(幹部)のリストラは完了だ」


俺はネクタイを締め直し、真っ赤に染まった空の中心――巨大なヒビ割れの奥を睨みつけた。

「……出てこいよ、本社の『役員』。末端の社員がやられて、黙ってるわけじゃないだろう?」


ゴゴゴゴゴゴゴォォォォォッ……!!


俺の挑発に応えるように、ニューヨークの空が完全に『崩壊』した。


光も音も存在しない、純粋な『虚無』が空から降り注ぐ。


『――末端プロセス(幹部)の消失を確認。……理解不能なエラー(朝倉健人)を検知』


現れたのは、先ほどリチャードの四肢をデータごと削除した、純白のシルエット――【ERROR:本社直属・執行役員】。


だが、その存在感は先ほどとは桁違いだった。レベル5万の幹部を倒されたことで、システムが地球に対する『完全なリミッター解除(全権限の解放)』を行ったのだ。


役員がゆっくりと手を下ろす。


ただそれだけで、ニューヨークの高層ビル群が、音もなく砂のように崩れ去っていく。物理法則が書き換えられ、息をすることすら困難なほどの『概念的な重圧プレッシャー』が全員を襲った。


「くっ……! 立っているだけで、体が……!!」


復活したリチャードですら、膝をつきそうになる。


「怯むな!! ここからが本番の『大型プレゼン』だ!!」


俺は『漆黒のオーダースーツ』から神竜の魔力を全開に爆発させ、役員のプレッシャーを強引に相殺した。


「俺たち朝倉商事の全社員で、あの理不尽な神(役員)を敵対的買収スクラップする!! いくぞ!!」


世界の命運(市場の覇権)を懸けた、最強の平社員チームと、本社の最高執行役員との【全面戦争(監査バトル)】が、ついに幕を開けた。

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