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ネズミのドリム  作者: 西玉
ネズミのドリムと魔法使い
4/24

4 魔法使いの苦労

 ネズミのドリムは目を覚ましました。

 目を覚ましたといっても、眠っていたのではありません。

 ドリムは死んだはずでした。

 ――また、生き返らされたのかな。

 考えるまでもありません。

 ドリムは生きていました。

 今回は、少し様子が違いました。

 ドリムが起きた場所は、小さな箱の中でも、小さくて立派な部屋の中でもありません。

 ドリムのまわりには、花があふれていました。

 まるでお花畑のように、ドリムの周りに花が敷き詰められていました。

「気に入ったかね?」

 大きな、丸い月のような、丸い顔がドリムを見下ろしていました。

 ドリムは上機嫌で答えました。

「はい。とてもきれいですね」

「そうだろう。よかったな」

 大きな丸い月のような、丸い顔が遠くにいきました。

 お花畑はとても気持ちよく、ドリムは花に囲まれてくつろぎました。

 気が済むまで花に囲まれ、ドリムは死にました。



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