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 イフのリアクション、やんぬるかなである。


 イフの祖父は、フリード・リリーカルナである。


 フリード・リリーカルナとは、この異世界に来て五日目に会っている。


(……うーむ)


 思い出すだけで、かなりの圧のある人物であって、そのプレッシャーになかなか身震いを覚える。


 とりあえず、そのへんはそっとどこかにかなぐり捨てておこう。


 そっ閉じとかそっ捨てである。


 ただ今は、そのような回想はエピソードは、割愛である。 


 フリード・リリーカルナは、この街ヴィセントに拠点をおくリリーカルナ商会の会長である。


 この街に大きな影響を与えている商会の会長だ。


 リリーカルナ商会は、ヴィセントを拠点にしている、武器を大々的に扱っている商業組織だ。


 百年ほど前から続いている老舗だという。


 武器を大々的に扱っている、とはいっても、それは商売の一側面である。


 商売の内容としては、俺のいた世界での総合商社のようなものだ。


 商社とは、物資の販売を業務の中心にした商業を営む業態の会社である。


 広い意味では、ものを作る製造業や労務を提供するサービス業や土地や建物の売買や賃貸を行う不動産業などとも、深く関係してくるらしい。


 販売業なのに他の業種も関係してくるというのだ。


 そして、総合商社とは、取り扱う商品が非常に多い商社のことだ。


 まさに、武器から食料まで、といった感じだろう。


 以上の情報をまとめてありていに言うと、とにかく大きな会社、である。

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