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聞きながら、
(そういう話になってくるな……)
と、心中息をついた俺だった。
この流れは、ある意味、予測できた。
語弊を恐れずに言えば、何者かによって、子猫の姿のノーシュが、ゲイナーのところに、
「持ち込まれた」
ということなのだ。
そして、ゲイナー自身が、すでに、
「高値」
というワードを洩らしてしたのである。
俺としては、
(うーむ……)
と、心中親指を顎に当てていた。
3000万ネカ。
この言葉の強さである。
俺の横のイフが、
「……」
と、小さく声にならない声をもらしていた。
その顔、はわぁという感じである。
おそらく金額に驚いているのだろう。





