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面識のある人物だ。
パリーピ・カルデンタントの屋敷の使用人であるロウナである。
礼儀正しくお辞儀をしたロウナの横には、猫である。
二匹の子猫だ。
片方は、毛色が黒の子猫である。
そして、首輪を付けている。
子猫は、こちらを見ていた。
ちょこんとした格好で、である。
からの、
「……はわぁっ!」
との声である。
驚きの声である。
それはパワァッとかウェイッとかなどと空耳が聞こえてきそうな勢いだった。
なんとなれば、だ。
いきなりその子猫がイフの頭の上に乗っかってきたのだ。
イフの頭の上の子猫は、そのままだ。
おとなしくイフの頭にちょこんと乗ったままである。
むしろ最初からそこが定位置だったかのような落ち着きっぷりだ。
この子猫は、イチローである。
昨日のクエストで一番初めに保護した子猫である。





