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「その偉い人……? の言いかた。私はソラに合わせる」


 ふんっと軽く息をはいたサードだった。


「ああ」


「安心して二酸化炭素を吐いてほしい」


 任せろと言わんばかりのサードである。


 だが、一抹の不安を感じた。


 ギルドマスターのアイマ・ス。


 きちんと言えるのか。


 ちゃんと言えるのか。


 サードは、流れるように、


「ギルドルマスターのギルマス」


 思わず、脊髄反射的に、


「ぜっんぜん合っていないわ! いっちばん合ってないわ!」


 などとツッコみかけたのを、すんでのところで踏みとどまった。


 だから、


「……うむ」


 とだけ、返したのみである。  


 そのようにして、階段を上っていくのだった。







 冒険者ギルドの二階、その一室は会議室である。


 来客室も兼ねているという。

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