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そして、
「……っ!」
と、跳躍した。
身をひねっている俺だった。
サードの攻撃だった。
やはり速い。
速すぎる。
(速すぎだ……っ!)
心中悪態をつく始末だった。
我ながらの謎の速すぎ三段活用である。
不測の事態である。
攻撃がくるということが不測なのではない。
攻撃のタイミングのあまりもの速さが大いに不測だった。
えげつない不測感これありである。
それくらいには大いにテンパってしまっていた。
だが、テンパっている場合ではない。
無理やり奮い立たせてそのテンパりを強引に抑え込んだ。
俺は、ぐっと勢いをつけて着地していた。
「……ちぃっ!」
息を鋭く吐いていた。





