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そして、これも、ハッタリブラフである。
ロッド・ダウジングのL字棒を、武器を言いきった。
微塵の歯切れの悪さもなく、だ。
無表情なサードは、
「そう……」
と、すいと手を前に出した。
イフは、
「……」
と、無言のまま、ちらりと俺を見ていた。
俺は、イフに無言で頷いた。
(……)
手を前に出したということは、どういうことか。
構えたということだ。
構えたということは、どういうことか。
警戒もしくは意識したということだ。
御の字である。
こちらの立場からすれば、警戒させた意識させたということだ。
俺は、構えを崩さずに、
(よし……)
と、心中息をついていた。





