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俺は、ガンカタよろしく、L字棒しゃきんからのしゃこーんと子気味よく構えた。
俺の構えにあわせて、砂が鳴った。
構えながら、テンポよく数歩進んだ。
このあたりのしぐさ、俺のいた世界で有名な名作映画のガンカタのシーンを思い出しながら、である。
さまになっているかどうかは問題ではない。
とにかく、それっぽくするしかない。
構えながら、さらにテンポよく数歩進んだ。
しゃきんしゃこーんざっざっざ、である。
なかば決めポーズのようである。
からの、
「このビルドストライクレールランチャーカノンが当たりさえすれば触れさえすれば、いい」
と、言い放った。
もうお気づきだろう。
そうして、両手のL字棒を左右微妙な違いの高さまで持っていって、
「それでお前は終わりだ」
と、言いきった。
この言いきり、なかば決め台詞のようである。
なんだったら、勝ち確定すなわち勝ち確BGМが流れ出して、
「よし勝ったな」
と、コメントを打つようなそのぐらいの勢いで言いきったのだ。





