3048/4766
6-801
なにがビルドされているのか。
どんなストライクなのか。
どのレールなのか。
なんのランチャーなのか。
どういうカノンなのか。
そんなもの、よくわかっていないしわからなくて当然だ。
なんとなれば、これらのフェイクあるいは嘘、もといハッタリであるからだ。
そして、これは、作戦の一部なのだ。
イフは、
「……」
と、緊張した面持ちのまま、俺を見ていた。
サードの薄緑の髪が揺れて、
「え……」
と、小さな口から声がもれていた。
俺は、その機を逃さなかった。
ゆえに、
「今、このビルドストライクレールランチャーカノンを気にかけたな」
と、言い放った。
当たり前のように言い放った。
サードと俺の視線が交錯した。





