前へ目次 次へ 3038/4778 6-791 そして、 「……以上だ」 俺は、作戦をイフに伝えた。 それから、 「なにか質問はあるか?」 と、聞いていた。 「ないです」 きっぱり言ったイフだった。 覚悟を決めた表情である。 意気やよしのニュアンスである。 俺たちは冒険者だ。 俺たちはパーティーである。 ならば、パーティーでことにあたりことに対処する。 それだけだ。 「よし」 俺は、ざっと地面を鳴らした。 ささいな景気づけである。 「かたをつけるぞ」 「はいっ」 大きく頷いたイフも、ざっと方向転換した。