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真理の探究者  作者: しま
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作戦会議(という名の新キャラ紹介)

題名の通り新キャラの紹介です。

この人数にそれぞれキャラ付けを行うのは大変ですね。元ネタも考慮して逸脱しないよう頑張ったつもりです。

後書きに元ネタについてガバガバですが説明がありますので興味がある方は呼んでみて下さい。


それと、今年の投稿はこれで終わりです。

新年はいつから投稿するかまだ決めていませんが、今後ともよろしくお願い申し上げます!

俺はこの世界に来てからの事を全て話した。最初の部分はいきなり変な空間に飛ばされたって言っといたけど、後は一切偽り無く話す。


「と、こういう訳で<断界>以外はもう封印を解いた。<無限の罪>は元から封印されて無いから今回のギルド戦争で使える。俺は相手のギルド武器を破壊するから、メインの戦闘はお前らに仕事割り振ってやってもらうんでよろしく」



「よっしゃあ! (かしら)!皆殺しですか?!」

そう勢い良く言ったのはオレンジがかった髪をした青年。第二席の『火天』アグニだ。名前の通り炎を使って戦う。性格も熱い奴だ。


「馬鹿野郎!無抵抗な気質(かたぎ)殺ってどうすんだ!すんません。こいつ久しぶりに(かしら)に会えて舞い上がっちまって…」

そうアグニの頭を掴んで一緒に頭を下げるのは第四席の『羅刹天』ラクシャ。オールバックの髪に開襟シャツ、金のアクセサリーを要所に付けた見た目は完全にヤバい人だ。こいつは魔法を使えない。しかし、物理攻撃の鬼で自身の耐久力がぶっ飛んでいる。


「分かってるよ。アグニは優しい奴なんだから。少し言葉が過激だけどな」


「へい。自分も攻めに出ると聞いて年甲斐も無く胸が躍っちまってます」


「そんなに強い奴は多くないぞ?ましてやお前やイシャーナが満足するようなのはいない」


そう言って俺は一人のおっさんを見る。

スーツをかっこ良く着こなすダンディなおっさんだ。第八席の『伊舎那天』イシャーナ。コイツはその名の通り天魔だ。タイマンなら十二天で最強だったりする。


「弱者を甚振る(いたぶる)趣味は無い。強者は回して欲しいがな…」

そう見た目通りのダンディな声で言う。


「おい!おっさん!それはアタシ達皆が思ってる事だよ!!あと、主になんて口利いてんだい!」

そうハスキーな声で言うセクシーな格好をしているスタイル抜群のお姉さんは第一席『帝釈天』インドラ。雷を操る。喧嘩っ早い姉御肌である。


「皆を貴方達みたいな戦闘狂にしないで…」

そう俯いて呟くのは黒い服を着て黒い長髪で顔がほぼ隠れている女の子だ。机の上に継ぎはぎの何の動物か分からない人形を持っている。コイツは第三席の『焰摩天』ヤマ。ぶっちゃけこの中で一番凶悪な能力を使う。


「そうじゃぞ。適材適所。主も総攻めなど望んでおらん」

そう皆を優しく諭すじいさんは第六席の『風天』ヴァーユ。名前の通り風を操り、攻撃と防御どちらもこなす達人というイメージだ。仙人って言葉がぴったりな見た目をしている。


「じいちゃんの言う通りだよ!でもー、私は遊びたいな!久しぶりにお友達とお散歩するの!」

このちょっと不思議ちゃん入ってるのは第五席『水天』ヴァルナ。ヴァーユを慕う子だ。水魔法を得意とするが、龍を従える力を持っている。ドラゴンじゃなくて龍ね。

脇に大きな帽子を置き、全体的にもさっとした魔法少女が着そうな服を着ている。


「まぁ、ここの守りは僕とプリトゥさんにお任せあれ!」

そう言う男か女かよく分からない奴は第七席『毘沙門天』ラバナ。コイツは防御魔法を極めている奴だ。神級魔法を簡単に防いでくる。蘇生魔法の担当でもある。以前のギルド戦争ではお世話になった。コイツの設定は性別不詳なので本当に性別は分からなかったりする。


「貴方のような移動できる壁はゼロ様をお守りする為に戦場に向かうべきでしょう」

そう呆れまじりに言うのが第十席『地天』プリトゥ。彼女はこのボヘミアの防衛責任者だ。戦闘街も取り仕切っていて第九席と共にギルドの守りを任せている。


「ようは、無抵抗の人は襲わないけど私たちを攻撃してくる奴はぶっ殺せばいいんでしょ?!」

そう眩しいくらいの笑顔でハキハキ喋るのは第十一席『日天』スーリヤ。本人は悪魔で幻影魔法を得意とする。これで他のモンスターやプレイヤーを洗脳して自分の意のままに操れるのだ。


「大丈夫!お姉ちゃんが守ってあげるから!」

そう言うスーリヤの隣にいるのは銀髪の少女。


「ご主人様がチャンと一緒の吸血鬼… えへへ」とか呟いている。

コイツは第十二席『月天』チャンドラ。自分で言っている通り吸血鬼だ。俺が作ったので血族なんかはない。血も吸わない。じゃあ何で吸血鬼なのか。それは俺がモチーフにした十二天の最後、月に合う奴を考えた結果、月なら吸血鬼かなと思ったからだ。戦闘は主に闇魔法。でも一番得意なのは体を使った物理攻撃。


「はい!皆さん!皆さんが勝手に自分の意見を言ってても纏まるはずがありません。皆我が強いんですから… これから防衛組と戦闘組に分かれてゼロ様のお考えを聞かせて頂きましょう」

そうリーダーのように振る舞うの優男は第九席『梵天』ブラフ。十二天のリーダーである。以前のこのダンジョンの主だったりする。前に言ったかもしれないが、こいつは転移魔法と罠の設置が得意な姑息と言っても良い戦い方をする奴だ。


「お前が仕切るなー」「正々堂々戦えー」「絶対ソシオパス…」

とかヤジが飛ぶが基本的に彼に従っている。皆仲間を大切にするし、馬鹿じゃないのだ。


「それで、フェリス、エストリー、ニーナはどうされるおつもりで?」


そうブラフが聞いて来た。


「フェリスは俺と同行させる。エストリーは好きにさせるよ。コイツの仕事は戦争が終わった後だ。母様はここに残ってもらう。安全な場所にいて欲しいからな」


「承知致しました。では守、攻を分けさせて頂きます。本当にゼロ様が命令なさらないのですか?」


「大丈夫だよ。多分俺が命令してもほとんど同じになるだろうから。攻撃も防御も回れる奴がどっちを選ぶのか興味あるんだ」


「左様ですか。確かに、戦闘狂と引きこもりは行動が単純ですからね」


「んだとごらぁ!!」「やんのかモヤシ!」「チャンはお散歩好きだもん」「死んで…」


最後の子、冗談でもスキル使っちゃダメでしょ。あとそれぞれ自覚あんのな…


「いやー。死にかけましたよ… 全く、恐ろしい職場です。では、グループ分けをしましょう。 では…戦いたい方!」


ババッと手が挙がる。

席で言うなら1、2、4、5、8、11だ。

ラバナはプリトゥをチラチラ見てどうしようか迷っているみたいだ。

ヴァーユは仏のような笑みで状況を見守っている。


「ヴァーユ。お前も戦いたいんじゃないのか?」


「いえいえ。丁度半分に分かれたのですから。これでいいと思いますが…」


「今回はここを攻めて来るような奴は考えられん。守りはそんないらないよ。戦いなよ。戦いたいでしょ?遠慮なんてしないでさ」


「ほっほっほ。この老いぼれに気を使って頂いてありがとうございます。では御言葉に甘えて某も槍を握らせて頂きましょう」


「あ、あとラバナも行ってもらいたい所あるから。戦闘組みに参加な」


「えぇ!そんな!」


「ぷぷぷ…」 (チャンドラ) 「ざまぁ」 (ヤマ)


「普段外に出ないヤマとチャンドラも出るか?」


「「!!」」


「私はボヘミアから出ると死ぬ呪いがかけられてるの!」


「チャンは日の光を浴びると溶けちゃいます!」


「そんな属性を与えた覚えはないんだがな。まぁ、今回はここに残ってもらうけどいつかお前らにも外で戦ってもらう事が必ずある。その時は俺のお願いを聞いてくれ」


「わかったの…」 「承知…です」


「じゃあ今回戦闘に出てもらうのはインドラ、アグニ、ラクシャ、ヴァルナ、ヴァーユ、ラバナ、イシャーナ、スーリヤだな。皆で一つの場所を攻める事は無い。いくつかに分かれてもらうからそのつもりで。ここに残る奴は防衛を頼む。ボヘミアに傷をつけるなよ? で?エストリーはどうしたい?」


「えっ?! う、う〜ん… ついていきたいけど、この人達と一緒に行動しても足手まといになっちゃうよね…」


「そんなことはない。皆優しいからな。な?」


そう言って全員を見た。興味深そうにエストリーを見ている。


「じゃあ、お兄ちゃんについていきたいかな」


「分かった」


「お兄ちゃん… その手があったの…」 そう呟くチャンドラ。キャラ付けに迷っているのか?


「では、戦力を分ける。俺、フェリス、エストリー、インドラ、イシャーナは首都に行く。ラクシャとアグニ、ラバナはホウガンに行ってくれ。ヴァーユとヴァルナはアレナに移動しながら敵を発見したら潰す。最後にスーリヤは武封国に行って欲しい」


「えぇ〜。私は一人なんですか?」


「あぁ。武封国では目立った事はしたくない。俺たちの害になりそうな奴をこっそり始末してくれ」


「あ、そういう仕事ですか」


「好きじゃないけど得意だろ?」


「そうですね。そっちの方が向いてます。認めたくないですが…」


「あのぉ… 僕はプリトゥさんが行ったようにゼロ様のおそばにいなくてもいいんでしょうか?」


「お前に守ってもらう自体は起こらないと思う。今回はホウガンで広範囲の防御魔法が必要になるかも知れないからお前に出てもらおうと思ったんだ。お前にはホウガンの街を守ってもらいたい」


「なるほど。承知致しました」


「ここからは進路をインペラ皇国へ変更だ。それぞれ何時ここを出てもらうかは追って連絡する。今はここに皆が揃ったこと、そして新しい仲間が出来た事を祝おう。今日は街で祭りじゃあ!!」


「おお!そいつぁ良いですね!頭!俺たちも出店やります!おら、アグニ。行くぞ!」


「うっす!一番頭に喜んでもらえるもん用意出来んのは俺たちですからね!」


そう言った瞬間空気が張りつめた物に変わった。


「は?脳筋が何言ってんの?私とチャンドラの方がご主人様への愛が詰まったもん用意出来るに決まってんでしょ?」


「はっはっは。では、二人ずつに分かれて主に喜んでもらえる物を御出しすると言うのはどうかの?」


「……よかろう」


「イシャーナが戦闘以外の事で喋った!!ていうか、料理できんの?!」


「いや、これも一種の戦闘でしょう… 特にゼロ様に喜んで頂く戦い。今までで最も滾るものです!」


「プリトゥまでいつもと違って熱いよ!」


「よし!俺たちの手下も使って派閥で分けましょう!」


「前哨戦だね!」


「何と戦うつもりですか… ゼロ様、こんな事言っていますが、どう致しますか?」


「お前達が楽しいと思うようにやってくれたら俺も楽しいよ」


「左様ですか。では、6つのグループに分かれて街を巻き込んだゼロ様の帰還を祝いましょう!」


おぉーーー!!


皆が一礼して食堂を出る。 「喧嘩すんなよー」 一応釘を刺しておいた。

残されたのは俺と新参者の3名。


「じゃあ、呼びに来るまで俺の部屋来る?」


ボヘミアで唯一俺の直属の御付きである例の二人のメイドさん、ナーサとダスラを従えて俺も部屋を出たのだった。


「十二天」という言葉を検索して頂ければもっと詳しい事が書かれていますが、取りあえずの説明を。


十二天とは仏教における護法善神という、仏法や仏教徒を守る神です。

八つの方角、天地、朝夜それぞれの守護神とされています。


その前身は古代のインド神話やバラモン教の神々からきています。

インド神話のスケールの大きさは呼んでいて面白いので是非まとめサイトなどで読んでみて下さい!


キャラの名前はインド神話の方の名前を使わせて頂いております。

中には日本人には発音しにくいモノもあるのでそこは読みやすく、可愛らしく変更しています。


ちなみにゼロのお付きのメイドさん、ナーサとダスラもインド神話に登場するアシュヴィン双神からきています。


欧米の神様はよく聞きますが、インドの方はあまり聞かないなと思ってチャレンジしてみました。

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