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武器の作成

 何度か体術、魔術コースの実習を見学し、チームの皆と話し合った結果、ある程度武器と補助の魔術具が決まったため、錬金コースの授業の中で、武器の精製がされることになった。


 まずはアネットの剣から作る。どちらかというとレイピアだ。刀身は細く長い。

 既存の形をしたものでいいので、白魔石は使わずに軽量化されて鍛治職人によって打たれた刀身を使い、そこに魔石を組み込ませ、魔力回路を組み込む。


 力強い打ち合いは苦手そうなので、青魔石を組み込み水魔法を発生させ、水を這わせる事で打ち込みの力の重心をずらすのだ。


 シェルト先輩に指導を受けながら作り込んでいく。

 因みに、各チーム毎に机は離されているので、他の者にはどういう武器を使っているかは、わからなくなっている。


 次にステンの双剣だ。防御魔法でかっこよく守り、双剣でかっこよく目立ちたいらしい。

 練習ではかなり無理をして二刀流の練習をしていた。


 ベネディクトの剣に、ドニの杖を作成する。

 ティナのロッドは白魔石を使うのだが、常に持ち歩きたいが武器があるとオシャレが楽しめないから、普段は可愛い装飾のブレスレットにしてほしいとの事だった。

 ドニは特に注文がなかったので簡易な作りだが、ティナは細かいデザインがありユーリア一人の力では出来なかった。


 デザインが複雑となると魔力の減りが早いと伝えれば日々鍛錬だから問題ないと言われた。


 シェルト先輩と一緒に悩んだ結果、結局トピアス先生に相談してこそっとデザインを誤魔化したのであった。

 魔法の強化方法に悩むのではなく、形状に悩むのはこれが初めてだとトピアス先生が言っていた。


 二週間かけ武器を精製し残りの1週間で実際に使って慣らしてもらう事となった。


 ティナに渾身の出来の武器を渡すと、「ユーリア、大好き。今度また二人でお出かけしようよ。夏服もないんでしょ! 買い物いこー!」

 二人のデート時間を確保したのであった。

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