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虚無世界  作者: 天神
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復讐の物語(後編)

少年は白髪の男に連れられ外でいたあの車に言われるままに乗せられた。

今の少年には抵抗できる力はもはや残っていなかった。

車の中で白髪の男は少年にこう言った。

「なんでも願いを叶えてあげるよ、だふって私は君のお父さんなんだから。さあ、なにか言ってごらん?」

少年はしばらく黙り込んでいたがしばらくしてその問いに答えた。

「今までと一緒の学校に行きたい…。」









少年が連れてこられたのは施設があった街の山の中にある研究所みたいな施設だった。

そこでの生活は施設で今まで暮らしていた時とは全く違った。欲しいものは全て手に入り、食事も自分が食べたいものが出てきて、自室も用意してあった。

ただ少年には1日に1回謎の装置に繋がられなにかをさせられる実験をされていた。時間になると白衣をきた職員に連れられ研究室みたいなところでそれをさせられる。

ここでの生活において少年が人に出合うのはこの実験の時と、時々自分の様子を見に来るあの白髪の男だけだった。

そんな生活に少年は耐えるの理由は2つある。

1つは今まで行っていた小学校に普通に通えてることだった。当たり前だが監視がついていたが、そこにいるときだけ少年は日常生活に戻れることを実感していた。昔からの親友とくだらない話をしたり放課後遊んだり、少年が幸せに感じる数少ない時間だった。

そしてもう1つの理由、それは自分はこんな目に合わせた全てに復讐をするため…。












時は過ぎ少年は中学生になった。白髪の男は親友と同じ中学校に通えるようにしてくれた。それと同時になんで自分がここに連れてこられたの理由を話してくれた。

どうやら自分は特異体質というものらしく現象というものに耐えられる存在だと。

俺をここに連れてきたのは日本政府で特異体質の人間を使って現象を利用すること。

自分のいた施設に来たのはただの偶然で、他にも施設を行っていて、特異体質がいたら万々歳でいなくても少子化問題が解決するから特しかなかった。だから施設を最初に狙ったことも。

その残酷な話をなにも言わず黙って聞いていた。と同時に復讐をするには今しかないと悟った。







そして時はきた、少年はこの施設に長くいたことで監視の目を盗み時間をかけここの中身を熟知していた。

そして白髪の男はやって来た。男は地下にある地下鉄から来ることは知っていた。

少年は地下鉄がやってくるホームに降りた男をあらかじめ手に入れていたナイフで刺した。もちろん護衛もいたが、その男から奪ったあの銃を使えばそんなものは関係なかった。少年はみんなを消した銃の引き金を引くことになんも躊躇えもない。全ては復讐のためだから。

少年は肉の塊とかしたそれをた毎日繋がれたあの機械にセットする。

そこまでに邪魔をした連中はみんな消した。

そして機械の出力を最大し起動した。するとその肉の塊は施設の人と同じように一瞬にして消えた。

少年はその光景をみてもなにも思わなかった。しかし少年の頬には水滴が流れいるが、少年はそれに気づくことはない。








だが少年の復讐はこれからだ。

白髪の男を覚えているものはもはやこの世に自分しかいない。

その男はこの国である程度の権力を持っていたことは知っていた。

そうでもないとこんな大がかりな建物や内容を知るわけがない。

その男の権力を握るのはいたって簡単だった。少年は施設作っていた変声器を使い男の声を手に入れた。

なぜ男の声が必要だったか、それはこの施設では現象の他にも様々な研究をしており変声器も頼めば簡単なものだが手にいれることができる。その研究の1つに人を自在に操る研究があった。脳に小さなマイクロチップを埋め込み声で操るというものだ。この施設の人間には皆れがあらかじめ埋め込まれておりその男の声で操られていた。

だから男の声があれば施設の実権を握るのは容易だ。まずは変声器をより高性能にさせよりマイクロチップの性能を完璧にする。

次にその施設の連中を使い、政治家と呼ばれるものにもマイクロチップを埋め込んだ。埋め込むといっても施設での研究の結果、ナノマシンによってそれを散布するだけで勝手に埋め込む技術を手に入れたため政治家達は知らない間に少年の人形になっていた。

そして少年はこの国の実験を全て握ることになる。



少年は高校生になり、小学生からの親友と同じ高校に行き楽しい学園生活をおくっている。その裏ではこの国を裏から操りちゃくちゃくと復讐のためにある計画を進めている。

そして現在、少年はその実験を実行におこそうとしていた。

しかしその少年の前にはそれを阻止しようとしている親友の姿があった。

しかしその親友は自分のことを覚えていなかった。


それは親友までも復讐のための道具とした自分のせいだが、自分が苦しかった時唯一心を開けた存在…その親友が自分のことを覚えていない。

少年はそれが許せなかった。

だから…。


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