最後のお告げ
エンキラとガルスを倒したエリス達は10日ほど掛けてラーカスト王国の西の街に戻って来ていた、契約した冒険者が死んでしまった事を話すとギルドに報酬用に渡した半分のお金が戻ってきた。6人は疲れを癒すために宿屋に泊まりそして再びファリエルの夢を見た。6人はいつもの草原の中に立っていた。皆の頭にファリエルの声が響いてくる。
「エンキラとガルスを封印してくれましたね、ありがとうございます、残ったゼネガスはラーカスト王国の北の国エルフ達の王国の近くにある地で封印された魔王である誘惑者デュネダインを復活させて残る魔王のガイラエナと魔王達の長であるウルガルを復活させようとしています、私達大天使の力は長年の魔王達の封印で疲弊していますが私は何とかウルガルとガイラエナの復活を遅らせにむかいます、貴方達に夢で伝えるのはこれが最後となるでしょう、これが貴方達の最後の仲間の姿です」
ファリエルがそう言うと6人の頭に白い肌に長身で長い銀髪に赤い瞳をして耳の長い男の姿が映し出される。
「彼の名はメリガン・アソート、エルフの王とダークエルフの女性との間に生まれた王子です、彼は貴方達に協力を要請する為にラーカスト王国のすぐ北の街ノーレンに来ていますその街で合流してください、後は頼みましたよ、皆さん」
ファリエルの声が聞こえるとエリス達は目を覚ました。宿屋に預けていたリアナのプレートメイルなどの防具を装備し直して宿屋を後にして街から馬車でノーレンの街を目指した。
「ふむ、エルフとダークエルフのハーフとは珍しいのう」
「そうですね」
「ダークエルフですか?」
「ダークエルフは大天使とそれにしたがうエルフとは対極的に魔王の側に立ったエルフ達の成れの果てさ、魔王が封印された際に死滅したと聞いてたよ」
「ダークエルフはエルフの様に非常に長寿ですから生き残りがいてもおかしくはないかもしれませんがエルフとダークエルフがお互いを愛することは稀有ですね」
メリガンの生まれについて5人が話しているとノアが片腕を抑えて一瞬少し歪んだ表情をした、それを見たエリスがノアに声を掛けた。
「腕がどうかしたんですか?ノアさん?」
「、、、、、、気にするなエリス」
「いえ、ノアさんボク達にも見せてください」
「、、、、ああ、、、、、」
ノアがガントレットを外して腕を見せるとそれは異形の腕になっていた、その場にいた全員が驚いた。
「、、、、、魔剣を振るう代償の様だ」
「直ぐに腕を見ます!」
そういうとエリアは腕の治療をする暫く祈り続けるとノアの腕は治って行く。
「、、、、、ノアさん魔剣は使わないでください、腕は治療しましたが魔剣は貴方の魂すら異形に変えようとしています」
「、、、、、、、、、、」
「ノアさん!」
「ボクらからもお願いします!」
「、、、、、、、、、、、、魔王はどうしても止めなえればならない、この魔剣を手放せば魔王達に対抗する力が減る」
「私達は仲間よ、ノアさん皆で魔王を討てばいいわ!」
「皆の言う通りじゃ、ノア殿」
「アタシも皆に賛同するよ」
「、、、、、、、、、分かった、ありがとう皆」
「うむ、ノーレンの街でグレートソードを買わんといかのう!ワシのとっておきのアクセサリーを売るとしようぞい」
6人はノーレンの街へと馬車の中で揺られながら向かった。




