5人目の仲間ノア
ラクダと案内役を買ってでた冒険者を連れてエリス達はピラミッドに向かっていた。エリスはラクダにセラーナと一緒にその背に乗っていた、焼けるように暑い日中と凍えるような夜間は今までにない苦労を5人達に与えていた。無言のまま砂漠を歩くエリス達に冒険者が言った。
「あれを見てくれオアシスだ!そこへ寄ったらピラミッドへいこう!」
「皆さん、行きましょう!」
アルディスはそう言って冒険者と先頭にラクダを走らせた、オアシスに着くとエリスとセラーナとリアナは水を皮袋に補給して沸きあがる水を飲んでいた、ギルトンとアルディスは案内役の冒険者と話をしていた。
「ピラミッドまで後どのくらいかのう?」
「あれを見てくれ!」
そう言って冒険者は遠眼鏡をギルトンに渡すと北の方を指さした。ギルトンはその方向を遠眼鏡で見るとアルディスに遠眼鏡渡した、
アルディスは渡された遠眼鏡で冒険者の指さした方を見ると遠くにピラミッドの姿が見えた。
「、、、、、今日はもう日が落ちますね」
「ああ、今日はここに泊まって明日向かおう、この様子なら明日の日中にピラミッドへ着けるさ」
「うむ、アルディス殿もそれで良いかのう?」
「ええ、そうしましょう」
冒険者が火を起こしてエリス達五人は食事を済ませるとテントを張りアルディスと冒険者を残してエリスとリアナとセラーナとギルトンは眠りについた。夜中にった頃、冒険者は席を立って言った。
「ちょっと用を足しにいくぜ」
暫くすると遠くから男の悲鳴が聞こえた。アルディスは急いで声の方へ向かっていくとそこには下半身が蛇で上半身が美しい女性の魔物が冒険者を喰らっていた。
「砂漠の魔物、、、、ラミア、、、?」
アルディスは素早くバスタードソードを腰から抜いて両手で持ち構えるとゾロゾロとラミアが辺りを囲もうとした、するとアルディスの後ろのラミアの一人が断末魔の悲鳴を上げる、アルディスはラミア達が釘付けになっている後ろを振り向くとそこにはファリエルのお告げで見たノアの姿がそこにあった。
アルディスの周りにいたラミア達はノアに向かって襲い掛かるとノアは一体また一体と黒い刃をしたグレートソードでラミア達を切り捨てていった。
(すごい、、、、、)
十数体ほどいたラミアをノアは全て一人で切り伏せて行きアルディスに近づいた。
「お前が勇者アルディスだな?私も同行させてもらうぞ」
「ノアさんですね、こちらこそよろしくお願いします、皆の所へ行きましょう」
戻ろうとする二人の元へギルトンがやって来る。
「悲鳴が聞こえたので急いできたじゃがあの冒険者殿は?」
ギルトンの言葉にアルディスは黙って首を横に振るった。
「残念じゃ、、、、そちらの方はノア殿じゃな?ワシはギルトンじゃよろしくのう?」
「ああ」
三人はエリス達の元の戻るとノアをエリスとリアナとセラーナに紹介した。
「アタシはセラーナだよ、よろしく」
「私はエリスです、よろしくお願いします、ノアさん」
「私はアレンス王国の騎士リアナよ、よろしくね」
「ノアだ」
紹介が終わるとノアとギルトンを残してエリス達は再び眠りについた。




