4人目の仲間アルディス
エリス達4人は険しい山で魔物達を警戒しながら進んでいた。山の中腹に進んだ頃セラーナの体力は限界だった。そこで休憩しようとした時、何かの影が見えた、ギルトンとリアナは戦斧と剣を構える
「エリス嬢、渡した首飾りは光っておるかのう?」
「いいえ、ギルトンおじさま」
「ふむ、魔物ではなさそうじゃのう、アルディス殿かもしれんな、しかしセラーナ殿には休息が必要じゃな、二人はここで待っているのだ、リアナ殿、一緒にこれるかのう?」
「ええ」
「ではワシらは行って来るぞいエリス嬢、セラーナ殿をたのむぞい」
「はい!」
「、、ぜぇぜぇ、、すまないね、、、、」
ギルトンとリアナは二人を置いて急いで影を追って行った。影を追っていくとチェインメイルに身を包んだ黒髪の少年が後ろ姿でたっていた。
「アルディス殿かのう?」
ギルトンの言葉を聞いて少年は振り返って言った
「はい!ボクはアルディス・ノーシュレンです、そちらの方がギルトンさんで貴方がリアナさんですね?」
「ええ、この辺りで10歳くらいの金髪の子供を連れた女をみなかった?」
「、、、、見ました、その女とは会いましたが子供ごと逃げられました」
「!?その二人は何処へ向かったの??」
「廃城の方へです」
「ふむ、急ぐ必要がありそうじゃのう」
「他の二人の仲間のエリスさんとセラーナさんが見えませんが?」
「この少し後ろで休憩しておる」
「分かりました、二人のもとへいきましょう」
アルディスを加えたギルトン達はエリスとセラーナが待つ場所へと引き返した、三人の姿を見たエリスは言った。
「アルディスさんと会えたんですね!」
「アルディスです、よろしくお願いします、エリスさん、セラーナさん」
「こちらこそ、よろしくお願いします、アルディスさん」
「歩けるかのう?セラーナ殿」
「、、、ああ、何とか歩くよ」
苦しそうなセラーナを見てアルディスが言った
「いいえ、無理せず私の背に乗ってください」
「、、、助かるよ」
「貴方は大丈夫なの?アルディス君」
「はい、リアナさん体力には自信がありますから!先頭はリアナさんギルトンさんお願いします」
そう言うとアルディスは軽々とセラーナを背に乗せ、5人になったエリス達は廃城へと歩き出した。三時間ほど歩くと廃城の門の前にたどり着いた。
「アルディス、アタシはもう大丈夫だよ」
「分かりました、セラーナさん今おろしますね」
アルディスはセラーナを降ろした。
「うーん、聞いた話では魔物が多いと言ってたけど遭遇しなかったですね」
「そうだね、でも会わないにこしたことわないだろう?アルディス」
「!?皆!空が黒くなっていくわ!」
「むう、異常な事態じゃのう」
「、、、、マラゲインが復活したのかもしれません」
「クルシュ王子が、、、何てこと、、、」
「リアナ殿、、、、、」
「、、、行きましょう!リアナさん魔王なら止めなくては!」
「、、、、、ええ」
「先頭はワシとリアナ殿とアルディス殿じゃな、後方からの魔法を頼むぞセラーナ殿」
「ああ、わかったよ!」
「エリス嬢よ、ワシらが傷ついたら癒しの祈りをたのんだぞい」
「はい!」
「行きましょう!皆さん」
5人は壊れた門をとおり廃城へと入って行った。




