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誘拐したもの

 エリス達四人が城へ入るとギルトンがリアナに質問した。


「行方不明という事じゃが何の手掛かりもないのかのう?」


 「都の外につれているということはないんですか?」


 「事件があってから直ぐに王都の外に行けないように兵士達に命じて王都の出入り口を閉めたからその可能性はひくいわ、念のため冒者たちに外を探索するように依頼を出しておいたけど」 


「どのくらいやられたんだい?騎士達は」


 「20名程よ、」


 「ふむ、、、時間帯や目撃者はいないのかのう?」


 「王妃様と王子の警護の者は皆殺されていたわ、時間は深夜よ」


 「、、、、、、恐らくは魔物ではないね魔物だったら王城に入るのは難しいし入っても直ぐに見つかって大騒ぎになるはずさ」


 「そうなると深夜に王子様と王妃様の部屋に行っても怪しまれない人かもですね」


 「、、、、しかも聖騎士達を20人も倒せるものじゃのう」


 「、、、、聖騎士団の団長なら可能なんじゃないかい?」


 「確かに団長は強いし王子や王妃様に会えるけど団長は非常に高潔な方よ、それに20名は流石にないと思うわ」

 

 「ふむ、団長殿や国の重鎮は今何処じゃ?一度あえるかのう?」


 「ええ、陛下と大臣と団長は城の広場にいるわよ」


 「話だけでも聞きにいくというのはどうじゃ?」


 「、、、、そうね他に手掛かりもないし、分かったわ」


 四人が城の広場に来ると国王らしき人物と立派な鎧とサーコートを身に着けた騎士と大臣らしき人物が話していた。


 「失礼いたします、陛下、団長、大臣」


 「部下から聞いたが冒険者達にも依頼を出したようだな?ご苦労だった」


 「陛下、私は反対です、我が王国は誉れ高い聖騎士達の国、冒険者達になど任せたら名誉も地に落ちましょう」


 「いや、リアナよ良い判断だ、礼をいうぞ」


 「ありがとうございます、陛下」


 リアナや国王達が話しているとエリスはギルトンから貰った首飾りが光っているのに気づいた。


 「ギルトンおじさん、魔除けが、、、」


 「ふむ、光っているのう今光り出したのか?」


 「はい、大臣さんが怪しい気がします」


 「、、、分かった、首飾りを一時的にあずかるぞい、ワシにまかせなさいエリス嬢、、、、、大臣殿よ、こちらへ近づいてくれないかのう?」


 「リアナ殿こちらの無礼な者はだれか?」


 「協力者です、私が信頼できると保証します」


 「大臣殿、この首飾りは魔物などが近くに来ると光る魔法の品でしてのう、身の潔白の為に近づいてくれんかのう?」


 「、、、、、とんだ邪魔が入ったな」


 「大臣殿?」


 「アレンス王よ、貴様の妻は預かっている、息子のクルシュには魔王様の肉体となってもらうつもりだ!」


  そういうと大臣は山羊の角を生やした異形のものへと姿を変えた。


 「!?大臣が化け物?陛下!団長!相手は私達がします!お下がりください!」


 「分かった、リアナ、直ぐに騎士達を連れて戻る!」 


 アレンス王と騎士団長が下がるとリアナ達は大臣であった者と向きあった。化け物はエリスに触手を伸ばすとその身体を持ち上げた


 「貴様が一番厄介そうだからな、、先に死んでもらうぞ!」


 そう化け物が言うとリアナ凄まじいスピードでエリスに近づき触手を切ってエリスを解放する。ギルトンは戦斧を化け物に振るうがその傷は直ぐに消えて再生する


 「、、、これは厄介じゃのう、、、もしかするとこいつは悪魔かもしれんのう、エリス嬢よ!ワシとリアナ殿で何とか動きをとめる!その間に前に使った神聖魔法を試してみるのじゃ!」


 「はい!」


 「そうは行くか!!」


 化け物は触手を四人に向かって伸ばすと鞭のようにしならせる


 「、、、、クっ!、隙がないね!!」


 セラーナがそう言うとリアナが素早く化け物に近づき触手を切り落といして行く。


 「さあ!今よ!再生する前に!!」


 「はい!」


 エリスが神聖魔法を使うと化けものの身体が青い炎に包まれた。


 「ギャアアアアア!!」


 青い炎に包まれた化け物はそのばに膝まづくとリアナが近づいた


 「王子と王妃様はどこ?!」


 「クックック、自分で見つけるんだな、、、、、地獄でお前達の様子を見ることにするぞ、、、」


 リアナが化け物の首を跳ねるとその死体は消えて行った。そこへ聖騎士を連れて来た団長がやってくる


 「やったのか?リアナ」


 「はい、でも王子と王妃様の居場所は聞けませんでした」


 「そうか、、、、、、リアナ、大臣の部屋へ向かうぞ!!」


 「はい!団長!」


 その場にいた者は全て大臣の部屋に向かい中を探した。タンスの裏に隠し扉があってそこを開けると手足を縛られて口元も縛られた王妃がいた。聖騎士の一人が王妃を自由にした。


 「ランディス団長!リアナ!クルシュが!!私の息子が!!」


 「落ち着きください王妃様、クルシュ王子の居場所をご存じですか?」


 「大臣と青白い顔をした女が来て魔王の身体として捧げると言って、女はクルシュと一緒に消えたわ!!」


 「、、、医師を連れてこい、、、私達は一先ず国王様に報告しよう」


 エリス達4人は王の居る広場へ向かうと王子が行方不明となったことを伝えた。


 「そうか、クルシュの居所は分からぬか、、、、、、」


 「陛下、こちらの三人についてなのですが」


 「冒険者と言っていたな?」


 「はい、しかしそれだけではなくこの者達と私は大天使長ファリエル様から悪魔や復活しつつある魔王達を阻止する使命を与えらています、私は同行して王子の探索とその使命を果たすためこの三人と共に旅に出ます、ランディス団長はこの国で王子をお探しください」


 「分かった、リアナよお前は嘘を討つくような者ではないことは良く知っている、道中でクルシュを見つけたらどうか頼む」


 「はい、、、陛下それでは」


 エリス達三人に加わったリアナは王城を後にすると都の中心部でこれからどうするか話し合った。


 「クルシュ王子の事も気になるが何処にいったかもわからんファリエル様のお告げをまとうかのう?」


 「、、、、魔王の復活する為に必要なんだろ?だったら魔王が封印された場所へいくんじゃないかい?」


 「、、、魔王が封印された場所ね、、、、そういえば西の方にあると聞いた事があるわね、ただ細かくはわからいわ、、」


 「ふむ、では今日はこの都に泊り明日からそこへ向かってみるとしようか?」


 「異論はないよ、ギルトン」


 「私もです」


 「、、、、わかったわ」


 (青白い顔をした女の人、、、、、、もしかして村で会った、あの?)


 エリスが村で会った女悪魔の事を思い出しているとリアナが声を掛けてくる。


 「どうかしたの?エリス」


 「はい、少し気になることが、、、でも大丈夫です」


 「そう、、それならいいけど」


王子の足取りを追う事にした4人はその日は宿屋で休むことにした。

 

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