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3-11rep 無痛整体って効くんですか?

「ひー……ひー……」


私は泣き叫び疲れて、目のハイライトも完全に消え失せていました。


「ふぅ、ほぐしたほぐした!」

満足そうに額の汗を拭った女神様は、バジルさんが用意していた供物のプロテインを一気に飲み干しました。


「良い叫びだったわ、ティミド。気に入ったわ! 次に会うときは加護を授けてあ・げ・る♡ リフターシティの大聖堂で待ってるわよ! じゃあね? バイバーイ!」


女神様は、供物のEAAとロゴ入りタンブラーをちゃっかり手にとると、モストマスキュラーのポーズを決めて眩い光と共に天へと帰って行きました。


「はっ……! ティミ嬢? 女神様には会えましたかな!?」

ハッと正気に戻ったバジルさんが尋ねてきます。


「は、はい……だいぶ酷い目に遭いましたけど……」


「しかし、もう肉離れは良くなっているようですね?」


「え? あ……あーっ!?」

凄いです。あまりの激痛に、途中で枕元のジェットバットで女神様を殴ろうかと思ったくらいですが……なんと、あのサディスティックな施術によって、私の肉離れは完全に治っていたのです!


「流石は女神様と言ったところですかな? ハハハ! シュッ、シュッ!」


「……」



お父さん、お母さん。

女神様は、とんでもないゴッドハンドを持つ整体師でした。

ですが、そんな事よりも……施術が終わった今もなお、ゾーンに入ったままスクワットを続けているバジルさんが怖いです。


私は、女神降臨の儀式を行う部屋の選択を、根本から間違えたのかもしれません。


部屋がバジルさんの汗で洪水になっています。……後で部屋、変えてもらおっと。

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