第13話 波乱の創立記念祭(後片付け編)
実話を元にしたオリジナル介護日常小説です!日々の頑張りが少しでも報われた気がして頂けたら幸いです。
ここは、個性豊かな大先輩(ご利用者様)たちが暮らす特別養護老人ホーム『なないろ荘』(入所型介護施設)。 私(中堅介護士)30歳、と新人君(介護未経験者)19歳のバディは、怒涛の創立記念祭を終え、後片付け中……
おや、今日もあそこに(心情的に)迷える介護士(新人君)がまた1人……
私 「新人くん、音響お疲れー!音楽流すタイミングもバッチリだったよ!」
新人君 「……あざす。(あぁ、いつもの仕事着に戻ってもうた……)」
私 「どうしたの?あんまり元気ないね?疲れちゃった……?」
新人君 「あ、いや、大丈夫っす!(平静を装え俺!)」
私 「そ?無理しないでね?」
課長 「おーい!仙波さーん!さっき言ってたテント回収場所、どこだっけー?」
私 「あ、はーい!今行きまーす!新人くん、また後でね!」
ー私、課長の元へ走るー
新人君 (はぁ、パイセンのスーツ姿、それに浴衣姿も写真に収めたかったなぁ……)
ー男性陣(新人君含む)は主にテントの解体、女性陣(私含む)は床掃除後、椅子やテーブルをいつもの配置に戻していく。ステージの解体を残し(ステージ解体は明朝予定)、一通り後片付け終了。ー
新人君 (はぁ、後悔から立ち直れそうにないし、もう帰ろ……)
私 「(小走りで駆け寄ってきて)新人くーん!帰る前に写真撮ろう!!」
新人君 「え、あれ!?パイセンどうしたんすか!?その格好!?」
私 「いやー、それがねー、片付け中に豚汁の鍋ひっくり返しちゃって……仕事着汚れたからダンスの時のスーツに着替えたんだ(汗)」
新人君 「え!?火傷とか……大丈夫すか!?」
私 「あー、それは平気!もう冷めてたから。それで、せっかくなら新人くんと写真撮りたいなーって、いい?」
新人君 「もちろんっす!(願ってもねー)」
ー私、自分の携帯をインカメラで起動し、新人君に近づくー
私 「いくよー?」
新人君 「え、ちょ……(パイセン近っ……!)」
私 「はい、チーズ」パシャッ
ー私、撮れた写真を確認するー
私 「うん、いい感じで撮れてるー!新人くんもいる?この写真」
新人君 「(食い気味で)ぜひ!!」
私 「じゃあ、L◯NE教えてー!」
新人君 「はいっ!(思いがけず写真も連絡先もゲットー!!神様仏様、マジでありがとー!!!!!)」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました!
次回、「第14話 全介護士の宿敵現る!(発症編)」は、10/19(月)の18:00に更新予定です!お楽しみに!
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