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初恋は四つの君を殺してしまう。【長編小説】  作者: 金森 亮
オマケ章

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オマケ この作品の元となった文章③

 さて人生の主役が僕自身とは先に述べたと思う。昨日の体育祭、結果を先に悟っていた故に借り人競争での好く人を借りるというお題にこのふみを書いた例の彼女を引き連れた。


 これにより僕は勇者となり知名度や地位の向上が約束された。まあ面と向かって恋路を絶たれる発言がなされたことは若干の切なさを覚えたが。結局は周りの期待に大いに応えた形である。


 納得した。僕の春はそこで華咲かせたわけだ。願わくは桜を咲かせておきたかったが、この本心を辿って本当に好いた人か尋ねた所、首は縦に振られなかったのだから、まだつぼみで十分である。

 僕はこのアオハルとやらを振り切る。恋路は僅かな望みに託し放棄した。


 長い壮年期などなどを生きる、その時にでも恋路に縋る程度でよいのだ。僕は人の幸せがみたい。死ぬために生きる僕らは、せめてもの褒美に、幸せを享受させて頂きたいものだ。


 イケメンでないことの恩恵だって数えれば山ほどあると確信している。夢はもう近い。あとはこれからコレクティブしアクションするのみ。


 83本となったこのレトリックさを気取ったいわば短編日記も、僕の一定に固定化された人生観の変貌を物語る。可愛さと恋すことの隔たりをようやく認めたこの身、夢や希望の明確化が実現した含み、スロットルの解放が糧となりまた一様に奇跡を見出だすことであろう。


 先の矛盾や世間の混沌を想い明日や明後日もその歩みを進めたい。

 生きる僕は輝かしい。

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