表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
初恋は四つの君を殺してしまう。【長編小説】  作者: 金森 亮
オマケ章

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

37/39

オマケ この作品の元となった文章②

 他者の幸せを希求すとき、己は幸せの渦にいる。ふと思い返してみると、確かに字面の通りである。


 遡って推察した所、僕は今日も今日とて最大級の幸福を享受していた。高校生の僕の目に映える、あの子の顔立ちという個性は周りを喜々へと導く。下手に誰かの所有物や仮定だが僕の云々になったとて、この程よい清光の兆しは皆目見当もつかなかったであろう。あのかわゆさは正気を喪失させる。

 と、実際は何でもいいのだが、幸はある視点も産む。冒頭の他人の幸福と題されるものである。とどのつまりは他者への幸福の再分配を企むようになる。


 幸は更なる幸を産む手筈になっているが、いかんせん欲求という快楽に洗脳される己はそれを完全に失念する傾向にある。身近の奇跡を知り得ればどことなく再分配体制は構築される。

 愚かであり寂しい己を、奇跡を奇跡だと確定させ、永久にポケットに仕舞う習慣を身につけるべきだと、僕の正義のヒーロー気取りな観念は伝達した。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ