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野良と駄犬のご主人様!?  作者: パンデミック二頭筋
5月だ!青春!体鍛祭!
26/27

22番



筋肉も回収が終わり2年生対3年生が始まりました。

……と思ったら終わってました。人って……飛ぶんですね……


「…うわっ…生徒会長本当に一人でやってる…」

「あ、でも見てください。飛ばされても綱を掴んでる人がいますよ。……?何かしてま……生徒会長に話しかけてま………あっ……………人って…投げ飛ばせるんですね…………」

「め〇かボックスみたいなことするわね。」

「やすみさん?」


そんなこんなで綱引きより準備の方が長いです。

私達1年生対2年生ではそこそこいい勝負…こちらが少し不利っと言ったところでしょうね。

どうにか勝ちの目を持ってきたいところですが…


「…むぅ、やすみさん私後ろに行きます。」

「後ろって…綱の?」

「はい、さっきは前すぎていまいち力が入れきれませんでしたからね。」

「さっきのはそういう次元じゃないでしょ…」

「そんなことないです。後ろならいくらか対抗出来ましたよ!」

「…そ、好きにしたら。私はここで引いてるから…」

「はい!行ってきます!」


後ろに回ると急組の筋肉がいますね。


「…あの、私もここで引いていいですか?」

「ん?構わんが危な……ひぃっ!?この前の金的女!?」

「金的女!?」

「おい、どうした金下。また股間でも……ゴリラ13!?何故ここに!?」

「ゴリラ13!?」


なっなんですかその不名誉な名前は!?

私にはちゃんと光威 光って名前があるんですよ!?

くっ…この金下とか言うやつ、やっぱりこの前最初に叩いたやつですか…


「……また斬られ…殴られたくなければ私もここで引かせてください。」

「わ!分かった!分かったからその手はやめろ!お前のせいでしばらく大変だったんだからな!?」

「自業自得です」

「本当にそうか…?」


よしっ…ポジションも取れましたし…手袋もしました!後は引くだけです!


『2年生対1年生…位置につけ!』


さあっ今度はタイミングを見てっ……!

生徒会長のように……!


『始めっ!』

「んんんんんんんん!!!!」

「「「しゃっああああああああい!」」」」


くっ……強い!

身体全体で引いていますがビクともしませんね!足がじわじわ前に進んでしまいます!


「「「うぉおおおおお!」」」


気迫も凄いです!これですこれこれ!これが本当の綱引きって奴です!知りませんけど!


『さぁ始まりました!今大会初のまともな競技です!1年生対2年生!軍配はどちらに上がるのか!やはり今の所優勢は2年生!』


ぐっ…ぐぐぐぐ……まっ…負けません…!絶対に…!


『さぁ、ここで銅頭鉄額学園体鍛祭特有ルールが発動です!』


えっ!?な…なに!?特殊ルール!?聞いてないですよー!?


『これは戦争のため前線での攻撃が解放されます!つまり、直接攻撃が始まります!生き残ったものは!綱を引くメンバーに対する攻撃権を得ます!』


はあああああ!?ちょ……直接攻撃!?


『さあ押し合いが始まった!引っ張るだけではない!相手を減らしていけ!前線のメンバーが踊りでる!お互いに踊りでる!殴り合いが始まった!綱を離していいメンバーは5人まで!前から5人までです!』


……5人?……………前から…あっ……やすみさーーーん!?


「…ぅぉぉぉぉ……!」


あっ声が聞こえて…やすみさん…ご冥福をお祈りします…


『さぁ!何とここで1年生が単独で2年生を撃破!どうした2年!いいのか2年!ここで単独撃破したのは……田谷やすみ!田谷やすみさんです!全員殴り倒したが!素晴らしい腕をしています!お互い犠牲は出したものの勝利したのは1年生!』


おお!凄いです!やすみさんが全員倒し……全員?


『なんと!敵味方問わず叩いてしまったー!田谷やすみ!自陣も詰めていく!お互いジリ貧!開始から2分が経ちます!もう綱を引く側も限界ギリギリ!おっと!ここで田谷やすみさんが2年生の最後尾に走っていった!狩る気だ!2年生最後尾!先程生徒会長に告白し爆散した哀れな2年生にトドメを刺しに行く気だ!』


あの人告白してたんですか!?

それに何やってるんですかやすみさん!?本当に何を!?……はっ!綱を引く側に対する攻撃権ってそういうことなんですか!?一方的に殴れると!?


『さあやられた2年生!5人に変わり新たな5人が前線から放たれた!しかし田谷やすみさんは既に後方に着いている!間に合うか!?間に合う!?おーっと!間に合わなかった!田谷やすみさんが最後尾2年生主力の1人を殴り倒したー!暴走している!そのまま後方を狩る気だ!殴り掛かる!殴り掛かる!おっと!ここで前線からの使者が!だが構わないとばかりに突っ込む!恐ろしい!恐ろしい悪鬼羅刹のごとき!』


やすみさん…どこに行ってしまうの……?


『おっと!ここで残った2年生前線の1人が1年生の後方を襲いに行った!凄まじい速度です!』


……?後方に……?あー!?なんか走ってきてる人がいます!?最後尾は…私です!


「悪いけどあなたから殴らせてもらうわよ」

「そんなー!?」

「覚悟っ!」

「危ないっ!(サッ )」


顔を狙ってきましたね!?危ないです!何とか避けましたけどその先には……


「ぐあああああああああ!?なぜ股間を狙ったああああああああぁぁぁ!?」

「金下ー!?」

「きゃああああ!?どこ触らせんのよ!?このっ!?」

「ぐあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」

「かっ金下ー!!」


よし!犠牲も特にないままです!今のうちに…!


「今です!」

「「「ぅおおおおおおおおおおおおおお!!!!」」」


『さぁ!暴れる!暴れる!2年生最後尾を狙った生徒は!何やら1人の生徒をやたらと狙っています!何があった!?おっと!ここでHPを削りきられてしまった田谷やすみさん!素晴らしい活躍でした!……そして!ここでホイッスルだー!綱を引ききった!引ききったのは………………1年生だあああああああ!!!!』


「わああああああああ!」

「「「うっしゃあああああああああああああ」」」


綱を離し、地面に転がります…歓声と怒号が響き渡り地面が少し揺れてますね…

あ……手袋破れちゃいました…でも……!



私たちの勝ちです!




「あああああああ!?なんの恨みがあるんだああああああああぁぁぁ!?」

「かっ金下ああああああ!」




____________




「やりましたよソフィアちゃん!」

「おめでとうひかり、お疲れ様。頑張ってたわね!」

「ふふん!私に任せてくれればこんなものです!」

「ん〜いい子いい子。」

「…………私に対する労いはないの……」

「お疲れやすみちゃん!頑張ってたねー…頑張ってたよね?」

「なんで味方も殴ったのよ…ふふふ……」

「やすみさん何やってたんですか?」

「……味方が……私の胸に手が当たって……怒ったら…………『え?触ったか?』って……言われて……つい……」

「……?触られたくらいいじゃないですか」

「何言ってるの!?それにあんたには分かるでしょ!?無いものの気持ちが!」

「……?分からないです」

「そんなことある!?」

「いいじゃない、それに羨ましいわ。その胸、私なんか洗うのも大変だし筋肉の邪魔にもなるし……」

「私ももう少し小さい方が良かったですね…」

「いいわ、かかってきなさい。無いものの怒りってのを教えてやるわよ……!」

「はいはいやすみちゃんも休憩しましょうねー」

「ん……もう…」


ふぅ…とりあえず一旦一息つけますね。

あ、ショートさんが応援団長やってます。華々しいですねー……あ、ちあがーるやるのを忘れていました。


「ソフィアちゃん!私踊ってきます!」

「…あ、そ……頑張りなさい。私の分まで」

「はい!」

「……素直すぎる…あ、私次の競技行ってくるわ」

「あ、行ってらっしゃい」

「行ってらっしゃい…はあ…あの司会人の名前叫びさぶなんて…」

「私ショートさんと応援してますねー!」


ひらひら手を振って歩いていく様はとてもかっこいいですね!競技が玉入れなのを除けば!


「…玉入れも特殊ルールあるんですかね」

「あると思うわ、ま、大方玉を奪い取っていいとかでしょうね。殴り合いで。」

「なるほど、まあソフィアちゃんなら大丈夫ですか…」


ソフィアちゃんなら生徒会長でもない限り倒せますよ、きっと。


服を着替えて戻ってくると玉入れが始まって…玉入れ?


『うぉおおお!殺せぇ!』


……あ、これ見た事あります。アメフトとかって言いませんでしたっけ?防具無しだからラグビーですかね?

なるほど…玉を入れた数を競うのですから玉入れですね。


8体8。全員でひとつの玉をおってることを除けば。


「うわぁ…これは酷い……」

「さっきからそればっかりね…気持ちはわかるけど…」

「あ、やすみさん。ソフィアちゃん見えないですね。どこに…あ、いました敵陣のゴールキーパーを殴り倒してますよ。」

「あ、ほんとだ…マウントポジションとってるわね…」

「あっボールが飛んでいきましたよ!…わあキャッチしましたよ!ソフィアちゃん!そのまま…入れたー!」

「これ殺ッカーみたいな何かね…」

「あっまだゴールキーパー殴ってますね…トドメを刺し損ねたんですかね?」

「やっぱり2年生はHPが高いから大変ね…」


(殺ッカー…ファールの無いサッカーである。)


残り時間も程々にお互いボールの奪い合いをしてますね…ソフィアちゃんはひたすら相手の妨害をしてますね。

もし空間に血を再現する昨日があったら今頃血まみれですよ…あっまた1人殺った…


危険性に気づいたんですかね、四人がかりで襲ってますよ…あー!頑張れー!そこです!目潰し!フックは抉るように!あー!あー……やられちゃいました……3人道ずれにして。つよいです!……やっぱり素手は難しいですねー


あっでも流石に人が減りすぎたからか2年生も他の1年生に襲いかかってますね。

頑張れー!負けるなー!……ん?あ、うちのクラスの筋肉が少なめの人がゴールに玉をひたすら入れてますね。どんどん加算されてますよ…あっ殴られ…やられちゃいました。


流石にこの点差は…返せませんね!残りの6人で残った2年生3人を殴り倒してます。ソフィアちゃんが頑張ってくれたおかげですね!1年生の勝利です!


「クソゲーじゃない」

「ソフィアちゃんが頑張ってくれたからですよ!」

「玉入れの勝利判定がTK.Oって何よ……」

「2年生に勝てればなんでもいいんです!」


その後2年生対3年生は3年生の勝利。

1年生対3年生は3年生の勝利です。ソフィアちゃんも頑張ってましたけどあのふわふわ髪の副会長に投げ飛ばされてました。


「ソフィアちゃんお疲れ様です!」

「疲れたわ…あの副会長様強いわ、とっても…今の私じゃ武器ありでも勝てないわね……」

「そんなに強いんですか!」

「えぇ、3年生は化け物ぞろいね…2年生は普通程度なのに一体何があったらあんなことになるのかしらね…」


確かに化け物じみてますし…それに3年生は全員ちゃんと強いですからね。一人一人がソフィアちゃん並に強いです。


「授業で何かやるんじゃないでしょうかね?それより次の競技はなんでしたっけ?」

「えっと、次は…玉転がしね。」

「もう何となく嫌な予感がするんですけど。」

「奇遇ね、私もよ。……えーっと、うちのクラスで出るのは…あ…………」

「どうしたんです?」

「……志星よ」

「あ……うー…流石に今からじゃ間に合わないでしょうし…補欠の人は?」

「玉転がしだと…あ、角時さんね。田谷さん、角時さんの事呼んでくれない?」


わ、いつの間にか後ろにやすみさんが。


「ん、いーよ。ななー!ななーどこいるのー!」

「はーい!どうしたのー?」

「あ、いたいた…なな、玉転がしの補欠。」

「そっか志星さん休みですもんね。行ってきまーす!」

「行ってらっしゃい!」


理解力つよつよですね。

応援したいのは山々ですが私達はやらなきゃいけない事があります!


「ありがとねー…よし、私達が空いてるのはだけよ。今のうちに……やるわよ。」

「はい!」

「おっけー。」

「作戦準備開始よ!」


絶対成功させますよ!


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