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第9話 「3英雄の伝説」

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 現在 (2xxx年)から約250年前。

 この日本にダンジョンが発見されてから約50年後。

 世界は、大混乱が起こった。

 日本では大量の犠牲者や、産業の停止。

 世界では、日本への大量の支援。これにより、様々な国と今も続く、協力体制をとることができた。

 「地底事件」もしくは「3英雄の伝説」と呼ばれている。だが、この本では「地底事件」という名前で取り扱う。

 そしてこの「地底事件」を解決した3人の英雄について、様々な意見を踏まえ、まとめる。






 「地底事件」が起きたその日、函館は、ダンジョンを一眼見ようと、50年経った当時でも、観光客が多かった。

 観光客は、日本人だけでなく、外国人も多かったようだ。

 ダンジョンは山道の途中にある、大きい洞窟に入ったところにあった。

 そのせいで、大量の犠牲者が出たのだろう。

 ダンジョンは全て地下にある。その地下から、人型のモンスターが出てきたのだ。

 今だから、モンスターと言えて、あの当時では、モンスターだと、誰も分からなかった。

 だが、みんな疑問には思っていただろう。

 ダンジョンは政府や世界によって厳重に管理されている。だからこそ、ダンジョンから人が出てくるのはおかしいのだ。

 だが、モンスターだとはみんな思わなかった。

 なぜか……。言葉を喋っていたのだ。

 当時生き残っていた人がこう証言した。

「『私は政府のダンジョン管理委員です。安心してください』と、ダンジョンから出てきた、男性が言ったんです」と。

 なぜか……。国が言ったのだ。

『モンスターはダンジョンから出ることはない。ダンジョンにモンスターの脱出を防ぐバリアのようなものがあり、地上に出られない』と。

 それにより、人類は安心していた。

 なにせ、国が保障していた。

 そして、人の形をしていた。

 モンスターは人の形をしていない。異形だ。それが昔の人類の固定概念となっていたのだ。

 その結果、モンスターにより、周りにいた観光客を殺した。山道で、逃げ道が少なく、それにより、たくさんの人が死んでしまった。

 だが、この事件には続きがある。

 観光客の1人に、戦いの御三家の1つ、瀬那橋せなばし一家の人がいたのだ。

 戦いの御三家というのは、過去、複数の時代で、優秀な功績を残した人に、敬意を表するために、行った、名誉ある名前なのだ。

 その御三家は瀬那橋せなばし家、翠角すいかど家、そして剣堂つるぎどう家。

 そのうちの瀬那橋家の1人が、モンスターと戦い、単身で勝利した。ということがあったのだ。

 このような稀なことが、数日後、神奈川でもあり、それは剣堂家が。

 そのまた数日後に愛媛で翠門家が。

 この3件の事件があり、政府は、この3家に対して、英雄と祭ることをしたり、様々なことを行った………。



 本が大体読み終わり、顔を上げると、ルトが正面のソファに座っていた。

「…ん?どうしたんだ?ルト。俺の部屋にノックもしないで入ってて」

「ノックしましたよ!響くんが集中しすぎなんですよ!」

「そうだったのか…。すまん。気付かなくて」

「もしかして、煽ってます?怒りますよ!」

「いや、煽っていない」

「……。感知魔法では…。煽ってないらしいですね。疑ってすみません」

「こんなことに魔法使うなよっ!!!」

「感知魔法使うの癖なんです……。すみません」

 彼女は申し訳なさそうに謝っている。

 俺も感知魔法で、これが嘘なのか見破ってやりたい。

 いや、謝ってるんだし、これは信じてやらないとだ。俺って最低だ。




「そう言えば、何を読んでいたんですか?あれだけ集中して読んでいると気になります」

「ん?あれは『3英雄の伝説』だよ。ルトも読むか?」

「いや。読まないです。読みでは翻訳魔法がまだうまく使えないんです」

「え……。喋っているの全部翻訳してからだったんだ」

「そうですよ!頑張ってるんです」

「初知りだ」

 彼女は鼻を高くしてキリッとしている。

 かなり調子に乗ってるんだろう。これが大魔術師???

 異世界は不思議だな。

 ダンジョンも、ルトも。

 

鉤括弧の使い方むずい。本当は

「『』」って感じで使いたい。あと【】これは大事なやつって感じで使いたい。

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