第80話「休暇は休暇のまま」
第80話「休暇は休暇のまま」
朝食は、そのまま続けられた。
それがTsumugiの決めたことだった。
Pelagia Noveで現れた脅威を、重要ではないと考えているわけではない。
むしろ、その逆だ。
Seraphielは、先ほどASTRAEON VELORIAを捜索していた保安船を引き続き監視している。通信経路を追い、現地ネットワークへ送られた情報照会の記録を確認し、船の航路変更も定期的に調べていた。
それでも、食堂にいる誰一人として、何かが起きるのを緊張した顔で待ち続ける必要はなかった。
ASTRAEON VELORIAのグランド・ダイニングでは、窓際の長いテーブルにすでに料理が並んでいる。
Rheaはトーストを手に取り、
Lanは食事用パネルから追加のメニューを選んでいた。
Calistaは飲み物の一覧を眺めている。
Vesperaはいつもの席に座りながら、Pelagia Noveの観光マップを開いていた。
Aureliaは普段より少しだけ背筋を伸ばして座っている。
そしてTsumugiは、まるで何事もなかったかのように食事を続けていた。
ついにRheaが我慢できなくなる。
「キャプテン」
「ん?」
「さっき怪しい船が私たちを捜していたのに、本当に食事できるんですか?」
Tsumugiはまず口の中のものを飲み込んでから答えた。
「できる」
「どうしてですか?」
「腹が減ってるから」
Rheaは黙った。
Lanは笑いを堪えるように口元を手で覆う。
Calistaはとうとう小さく笑った。
「とても理にかなった答えですね」
Rheaは手に持ったパンをTsumugiへ向けた。
「私は真面目な話をしているんです」
「俺も真面目に答えてる」
「このキャプテンは……」
Tsumugiはグラスを手に取った。
「何かするつもりなら、相手は何かしてくる。捜しているだけなら、捜させておけばいい。俺たちはAURELIS SERENAをPelagia Nove保安局へ引き渡しているし、今のところ何も違法なことはしていない」
Lanが続ける。
「それに、Seraphielが監視しています」
「そういうことだ」
Seraphielの声が食堂の通信システムを通して響いた。
「現時点では、あの船に攻撃的な行動は確認されていません。ASTRAEON VELORIAに対して正式な要請も送られていません」
Rheaは背もたれに身体を預けた。
「じゃあ、本当にこのまま旅行を続けるんですか?」
Tsumugiは頷く。
「そうだ」
短い答えだった。
「俺たちは、そのまま休暇を続ける」
Rheaはすぐに満面の笑みを浮かべた。
「それでこそキャプテンです」
それまで黙って話を聞いていたAureliaが、突然小さく笑った。
Tsumugiが振り向く。
「どうした?」
「いえ」
「笑ってるけど」
「それは……」
Aureliaは笑みを抑えようとする。
「あなたが本当に『休暇中なんだ』ということを、今になって実感したんです」
「それがどうした?」
「私はてっきり、さっきの件があった時点で、今日の予定は全部中止になるものだと思っていました」
Tsumugiは肩をすくめる。
「何か怪しいことが起きるたびに全部中止してたら、いつまで経っても人生を楽しめないだろ」
Aureliaは数秒間、彼を見つめた。
単純な言葉だった。
けれど、考えれば考えるほど、納得できる気がした。
これまでの彼女の人生には、別のルールがあった。
一つの噂だけで、一族の予定が変更される。
一つの脅威だけで、護衛の人数が増える。
一つの政治的な情報だけで、夕食が中止になる。
見知らぬ客が一人訪れただけで、屋敷全体が調べられる。
自分の人生にある数え切れないほどの小さな判断が、危険の可能性によって左右されていた。
Aureliaは、今までそれを本当の意味では理解していなかった。
けれど今は、脅威の存在を知りながら、それでも朝食のメニューについて話している人たちと同じテーブルに座っている。
Aureliaは微笑んだ。
「少し分かった気がします」
Tsumugiは皿から果物を取った。
「何が?」
「どうして私が、ここにいると安心するのか」
Rheaが食事の手を止めた。
LanがAureliaへ視線を向ける。
Calistaは眉を上げた。
Aureliaは、全員に聞かれていたことにようやく気づいた。
頬が少し赤くなる。
「いえ……そういう意味ではなくて」
Rheaがいたずらっぽく笑う。
「まだ誰も何も聞いてないけど?」
「Rhea」
「はい?」
「余計なことを始めないでください」
Rheaは笑った。
「はいはい。黙ります」
Tsumugiはため息をついた。
「お前ら、こういう時だけ楽しみすぎだろ」
Lanが笑う。
「それも休暇の一部ですよ、キャプテン」
朝食を終えた後も、彼らはすぐに惑星の地表へ降りることはなかった。
TsumugiはSeraphielに、Pelagia Noveでまだ利用できる観光アクティビティの一覧を表示するよう頼んだ。
食堂の中央にホログラムが浮かび上がる。
人工ビーチ。
ショッピングエリア。
海洋博物館。
遊園地。
軌道水族館。
海底都市。
レストラン。
ウォータースポーツセンター。
観光船ツアー。
音楽公演。
ゲームアリーナ。
さらに、現地の生活を体験できるいくつかの地区まで表示された。
Rheaがすぐにその中の一つを指差す。
「これ」
「何だ?」
「オーシャン・スカイウォーク」
Vesperaが首を横に振った。
「昨日、展望エリアはもう通ったでしょう」
「違うよ。こっちは海の上にあるの」
Calistaが一覧を見る。
「下に機械設備がある」
Rheaが振り向いた。
「すぐ機械を見るの?」
「私はエンジニアだから」
「今は休暇中だよ」
「だからこそ、仕事をせずに機械を見られる」
Rheaは笑った。
「それが休暇なのか、職業病なのか分からないんだけど」
Calistaは気にした様子もない。
「褒め言葉として受け取っておく」
Lanが一覧をスクロールする。
「それなら、私からも一つ提案があります」
Tsumugiが彼女を見る。
「何だ?」
「一日中、一か所だけで過ごす必要はないと思います」
「どうして?」
「Pelagia Noveは広すぎます。一つの施設だけ選んでしまったら、たくさんのものを見逃します」
Lanが惑星のマップを表示する。
「島と島を結ぶ観光ルートがあります。ASTRAEON VELORIAの個人用移動手段をずっと使わなくても、いくつかのエリアを回れます」
Tsumugiは頷いた。
「それはいいな」
Vesperaも続ける。
「現地の交通量も確認できます。海洋祭の影響で混雑しているルートがいくつかあります」
Aureliaがその言葉に反応した。
「祭り?」
Vesperaがデータを切り替える。
「現地イベントです。惑星全体で行われるような大規模な祭りではありません。東側の沿岸地域で、海面上に光を浮かべる公演が行われています」
Aureliaの目がすぐに変わった。
「光の公演?」
Rheaが微笑む。
「興味ある?」
Aureliaは頷いた。
「少しだけ」
Tsumugiはその反応を見ていた。
「じゃあ、そこへ行こう」
Aureliaは驚いたように目を見開いた。
「本当に?」
「どうして行かないんだ?」
「私はてっきり、もっと……」
Aureliaはそこで言葉を止めた。
Tsumugiは続きを待つ。
「もっと高いもの?」
Lanがすぐに笑った。
「それが理由なら心配いりませんよ。今のキャプテンの所持金は4,700,000 Galactic Creditありますから」
Tsumugiが振り向く。
「Lan」
「はい?」
「なんで朝食の席で俺の残高を発表するんだ?」
Lanは笑った。
「みんなに、まだ昼食代を払える余裕があると知ってもらうためです」
Rheaが笑う。
「それは大事」
Calistaも続けた。
「特にAureliaが、まだ貴族の食事の値段に慣れているならね」
Aureliaは少し恥ずかしそうにする。
「私も少しずつ勉強しています」
Tsumugiは頷いた。
「それはいい。こういう観光惑星では、有機食品は本当に高いからな」
Aureliaは微笑んだ。
「昨日見せてもらった有機シーフードの値段は、まだ覚えています」
「一杯240 Galactic Credit」
「それに対して、合成食品版は18」
Lanが口を挟む。
「それが銀河経済ですよ」
Aureliaは小さく笑った。
「昼食を経済報告と比較する人がいるなんて、今まで想像したこともありませんでした」
「Lanならできる」
Tsumugiは彼女を指差した。
Lanはグラスを持ち上げる。
「その評価、ありがたく受け取ります」
最終的に、彼らはいくつかの訪問先を決めた。
予定を厳密に詰めることはしなかった。
最後の一分まで守らなければならないスケジュールもない。
出発地点と、いくつかの目的地だけを決める。
その後は、状況に応じて変更すればいい。
Tsumugiはそういうやり方を好んでいた。
休暇まで二つ目の仕事にしたくはない。
ASTRAEON VELORIAを出発する準備をしていると、Seraphielから最後の更新が届いた。
「Tsumugi」
「ん?」
「先ほどの保安船は、まだ外縁セクターにいます」
「何か変化は?」
「こちらに対する直接的な行動はありません」
「そうか」
「ただし、受動監視は継続します」
「やってくれ。向こうを刺激する必要はない」
「了解しました」
Tsumugiは通信機をポケットにしまった。
Aureliaがそれを見ている。
「心配ではないんですか?」
「もちろん心配だ」
「でも、全然心配しているようには見えません」
「言っただろ。怖いからって、慌てる必要はない」
Aureliaはゆっくり頷いた。
そして、彼らは船を後にした。
観光エリアまでの移動には、Pelagia Noveの公共交通機関を利用することになった。
ASTRAEON VELORIAに彼らを送れない理由があるわけではない。
むしろ逆だった。
あれほど巨大な船を、島から島へ移動するたびに個人用の乗り物のように使う必要はない。
Tsumugiは、この惑星の暮らしを近くで感じたかった。
交通ターミナルへ入った瞬間、空気が変わる。
何百人もの観光客が、それぞれ別の方向へ動いていた。
子供連れの家族。
若いカップル。
短い休暇を取っている労働者の集団。
商人。
さまざまな種族の観光客。
中には、飼い主について小さなスーツケースを運んでいるSynthetic Personの姿もある。
交通路線の案内がスピーカーから流れる。
情報画面には出発時刻が表示されている。
海の生き物を模した玩具を買いたいと泣いている幼い子供。
母親が必死になだめている。
食べ物の屋台の近くでは、店員と客が料理の量について言い争っていた。
どれも、ごく普通の光景だった。
そして、だからこそAureliaは目を離せなかった。
護衛なしで歩いている。
荷物を運ぶ従者もいない。
数歩後ろに誰かが立っているわけでもない。
ずっと彼女の体調を確認する人もいない。
Aureliaは一人で歩いていた。
本当に、一人で。
Tsumugiは数歩先を歩いている。
RheaはLanの隣。
Calistaは交通機関の設計に夢中になっている。
Vesperaはマップを見ている。
誰もAureliaを引っ張らない。
誰も彼女を誘導しない。
Aureliaは歩く速度を落とした。
そして、立ち止まる。
Tsumugiが気づいた。
「Aurelia?」
「はい?」
「どうして止まった?」
Aureliaは周囲を見渡した。
「私は、ただ……」
彼女は微笑んだ。
「何でもありません」
Tsumugiは無理に聞かなかった。
「なら、行こう」
Aureliaは再び歩き出した。
数分後、彼らは乗り場へ到着した。
車両が到着すると、扉が開く。
乗客たちは順番に乗り込んでいく。
Aureliaも乗った。
彼女は窓際の席を選んだ。
Tsumugiがその隣に座る。
RheaとLanは後ろ。
Calistaは通路側の席。
Vesperaは座席が埋まっていたため、手すりにつかまりながら立っていた。
車両が動き出す。
窓越しにPelagia Noveの景色が流れていく。
浮遊建築物。
透明な橋。
観光船。
人工ビーチ。
ホテルタワー。
どこまでも続いているように見える青い海。
Aureliaは瞬きもせず、それらを眺めていた。
「綺麗……」
Tsumugiが振り向く。
「ああ」
「船から見ると、全部が一枚の絵みたいでした」
「ここからだと違う?」
「はい」
Aureliaは微笑んだ。
「ここからなら、人々が見えます」
Tsumugiには、その意味が分かった。
ASTRAEON VELORIAの観測窓から見たPelagia Noveは、完璧な世界のように見える。
けれど公共交通機関から見ると、この惑星には生きた人間の営みがある。
急いでいる人がいる。
のんびりしている人がいる。
働いている人がいる。
笑っている人がいる。
些細なことで言い争っている人もいる。
母親の膝で眠っている子供がいる。
写真を撮ることに夢中になっているカップルがいる。
地図を手に、道に迷っている観光客もいる。
すべてが美しいわけではない。
それでも、すべてが現実だった。
Aureliaはさらに大きく微笑んだ。
「私、こういうの好きです」
「それはよかった」
「どうしてなのか、自分でも分かりません」
「いつも理由を分かっている必要はないさ」
Aureliaが振り向く。
「あなたって、よくそういうことを言いますよね」
「どういうこと?」
「簡単なことなのに、私が色々と考えてしまうようなことです」
Tsumugiは笑った。
「別に、わざとやってるわけじゃない」
「それが、かえって違って感じるのかもしれません」
車両は海上橋を渡っていく。
太陽の光が水面に反射していた。
突然、後ろからRheaが呼びかける。
「Aurelia! 右を見て!」
Aureliaが振り向く。
透明な通路の下を、巨大な海洋生物が泳いでいた。
細長い身体が光を反射している。
ほかの観光客たちも、すぐに立ち上がって眺め始めた。
Aureliaも立ち上がる。
「何ですか、あれ?」
Vesperaが答える。
「現地の海洋種です。情報はパネルに出ています」
Aureliaが読む。
そして、目を大きく見開いた。
「全長30メートル?」
Calistaが答える。
「なかなか」
Rheaが笑った。
「Calista、それ機械じゃないよ。『なかなか』って言わないで」
「大きさを伝えただけ」
Aureliaは笑った。
本当に、笑った。
礼儀正しい微笑みではない。
貴族として礼儀を守るために見せる、小さな笑いでもない。
ただ自然に、笑い声がこぼれた。
Rheaが彼女を見る。
Lanも微笑んでいる。
Calistaは読んでいたデータから顔を上げた。
TsumugiはしばらくAureliaを見つめていた。
Aurelia自身も、かなり大きな声で笑っていたことに気づいたようだった。
彼女は手で口元を覆う。
「すみません」
Rheaがすぐに言った。
「謝らなくていいよ」
Aureliaが彼女を見る。
「え?」
「笑いたいなら、笑えばいい」
Aureliaは黙った。
そして、ゆっくりと手を下ろした。
「……はい」
車両はそのまま走り続ける。
数秒の間、誰も何も言わなかった。
やがて、あの海洋生物が潜り、海面へ水を噴き上げたのを見て、Aureliaは再び笑った。
今度は、謝らなかった。
Tsumugiは微笑んだ。
その日が、より安全になったわけではない。
保安船は依然としてPelagia Noveの宙域にいる。
Aureliaへの捜索も、本当の意味では終わっていない。
彼らを誰が送り込んだのかという疑問も、まだ答えが出ていない。
それでも、単純な事実が一つある。
Aureliaは、自分の人生を楽しんでいた。
公爵の娘としてではない。
一族の記録に残された名前としてでもない。
常に守られていなければならない誰かとしてでもない。
ほんの数時間だけ、彼女は十八歳の少女だった。
知り合った人たちと一緒に、巨大な海洋生物を眺めている少女。
そして初めて、何かを楽しむために許可を求める必要がないと感じていた。
昼前になると、彼らは再びターミナルへ向かった。
それまで移動情報を確認していたLanが、小さな画面を開く。
「見つけました」
Tsumugiが振り向く。
「さっきの船についてか?」
「いいえ。次の目的地についてです」
「もう次を探してるのか?」
Lanは笑った。
「私たちは銀河レジャー・コリドーにいるんですよ。一つの惑星だけで終わるなんてもったいないです」
Vesperaが近づいてくる。
「私も航路を確認しました。安全で、十分に交通量のあるルートがいくつかあります。特別航路を使う必要はありません」
Calistaがデータを見る。
「どんな施設がある?」
Lanは一つの惑星を拡大した。
「文化観光型リゾート・ワールドです」
Aureliaが近づく。
「文化の惑星?」
「はい」
Vesperaが説明する。
「歴史地区、博物館、伝統市場、芸術公演、古い建築が残る地区、それにいくつかの現地祭があります」
Rheaが微笑む。
「良さそう」
Calistaが手を上げた。
「工業施設はある?」
Lanが彼女を見る。
「やっぱり、その質問が出るんですね」
「ただ聞いただけ」
Tsumugiは笑った。
「みんなはどう思う?」
誰も反対しなかった。
Aureliaは、その惑星の画像を見つめる。
初めてだった。
そこへ行ったら家族が何と言うのかを考えなかったのは。
ただ、自分が何を見たいのかだけを考えていた。
それは、とても大きな違いだった。
Tsumugiは画面を閉じる。
「じゃあ、そこへ行こう」
Seraphielがすぐに通信機から答えた。
「その文化観光型リゾート・ワールドまでの航路を算出し、ASTRAEON VELORIAの航路を民間交通に合わせて調整します」
Tsumugiは頷いた。
「急がなくていい」
「了解しました」
Tsumugiは全員を見る。
「今日はまだ終わってないぞ」
Rheaが微笑む。
「まだ行ってない場所がたくさんありますからね」
Lanがデータを保存する。
「それに、まだ使っていないお金もたくさんあります」
Tsumugiはすぐに彼女を指差した。
「わざと金を使おうとするなよ」
Lanは笑った。
「キャプテンに、休暇にも予算が必要だと忘れさせないためですよ」
Calistaが口を挟む。
「少なくとも、船ほど大きなものは買わないでください」
Rheaが続ける。
「私たち、もう銀河最大の船を持ってるんだから」
全員の視線が、ゆっくりとTsumugiへ集まった。
Tsumugiは黙った。
「なんで俺を見るんだ?」
Rheaが笑った。
「さあ。たぶん習慣?」
Aureliaも一緒になって笑った。
今度は、戸惑いもない。
自分の笑い声がどう聞こえるのかも考えていない。
姿勢を整えることもしない。
誰かが自分を公爵令嬢として見ているのかを気にすることもない。
遠くでは、Pelagia Noveが光と生命に満ちたまま輝いている。
その上空では、ASTRAEON VELORIAが彼らを待っている。
そして、その美しい惑星系の裏側では、正体の分からない船が今も影の中を動いていた。
それでも、今は。
Tsumugiが選んだのは一つだった。
追いかけることではない。
戦うことでもない。
問題を探すことでもない。
彼らは、最初から望んでいた旅を続ける。
銀河を楽しみ続ける。
なぜなら――
休暇は、休暇のままなのだから。
そして、彼らの旅はまだ終わっていない。
【次回の第81話――「文化の世界」】
「文化の惑星」
ASTRAEON VELORIAはペラギア・ナインを離れ、博物館、歴史地区、オペラ、伝統市場、祭り、歴史的建築物に満ちた文化観光型リゾート・ワールド、Meridien Valeへ向けて旅を続ける。
Aureliaは、これまで知ってきた貴族の世界とは異なる銀河の一面を見ることになる。
【第81話へ続く……】




