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しろのほう  作者: 焚(たき)
『分岐点』
31/39

他人の目

私は高校3年生になった。

彼と毎日のようには会えなくなったけど、

毎週土日は彼のアパートに通ったり、

お互いの住む場所の中間地点で会ったりしていた。


寂しさを紛らわす為に、

袋詰めのお菓子を買ったりして、

そこに1つずつ言葉を書いて、

それを5つ渡しあったりした。


これを1日1つ食べて

全て食べきる頃に会えるから

お互い学校と仕事頑張ろうって

励ましあった。




私は放課後に彼に会える楽しみが無くなって、

学校がもっと嫌いになった。

スカートを短くしたりメイクをすれば、

部活に一生懸命な子達に嫌な顔される、

学校行事が嫌いで文化祭準備などを

手伝わない私は完全にクラスメイトの反感を買って、私は授業以外は友達と旧校舎で過ごすことが多くなった。


中学で自分が無神経だという事を知ってから、

あまり人と関わりたくないと思い始めた。

特にクラスの中心の子たちが、

キラキラ青春ごっこしているようにみえた。

それが羨ましくもあり、

本当にあの子たちは心から友達なんだろうか…

とみんなを斜めに見ている自分もいた。


私は裏で彼女たちが陰口言い合ってるのを

耳にしたことがあった。


入学した頃は

『虐めとかこわいから、

虐めなんて無いクラスにしようね!』


なんて言ってたくせに、

言ってる本人が言葉の暴力ふるってて

私はやっぱり人には裏と表があるんだ。

信用出来ないと思うのと同時に

人の目を強く気にする自分がいた。

自分が人にどう思われているのか

そんなの悩んでも心は見えないのに。




昔は誰とでも話すことが出来た。

でも…理由も分からないまま無視をされてから

人が自分をどう思ってるのかとか、

いい顔してるけど上っ面だけなんじゃ

とか疑うようになって。




今わたしどう思われたんだろうって悩んだり、

家に帰ってから今日の自分の発言が無神経だったんじゃないかって後悔したりする日々が増えていった。



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