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しろのほう  作者: 焚(たき)
『分岐点』
27/39

電話

次の日の朝、

昨日のしんみりとした話は無かったように

また2人で仲良く観光をした。

でも昨夜話せたことで、

前よりも深い仲になれた気がした。


旅行から帰った後も、

私たちは変わらず遊んだ。

もちろん手を繋ぐこともなく、

友達として。




でも、私は彼に想いを伝えたいと

思うようになった。


私は昔から告白されたら断らないけれど、

自分からしっかり告白することはゼロに

等しかった。


それでも、彼に私は好きだと伝えたかった。

いつものように夜中、電話をしている時。

私は、好きなことを伝えたい。


だけど彼には断られてしまった。

付き合うことは今は誰とも考えてなくて、

きっと他に良い人がいるはずだから、

ごめんね。


なんとか明るく振る舞って、

電話を切った。


私は家の外に出て庭の木の横に腰を下ろした。

とっても辛くて、

声に出して泣いた。


きっと彼とは、これは無かったことにして

友達として今まで通り遊んでいけるという

自信はあった。


だけど、私は彼の友達ではなくて

恋人になりたかった。


それはもう叶わないことを知って、

意気消沈して、その日は眠りについた。

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