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しろのほう  作者: 焚(たき)
『好きだったはずの"ひとり"』
15/39

逃げ

別に言われたわけじゃないから

これも被害妄想なのかもしれない

ただ何となくなんだ。

それが正しかったとしても、

私は彼女にどう許してもらえばいいのか

分からなかった。

そんな事を考えながら私は業務的に試合をした。




「よっしゃ!」




試合中に点を取れば喜ぶのは良くある事だ。

でもそんな言葉や、

試合開始時の挨拶さえ私は交わしたくなかった。

関わりたくない、

試合なんてしたくなかった。

スマッシュを打たれる度に苦しい気持ちになった。

私が勝っても負けても、

何かしら陰口を言われている気分だった。

強がりする気力も無くなって、

私は体調が悪いと顧問に伝えて部活を後にした。




何をされた訳でもないのに、

ただ無視をされているだけなのに、

もうなんだかこの空間にいるのが

耐えられなかった。

はじめて逃げてしまった。

もう次は逃げたらいけないと思った。


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