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しろのほう  作者: 焚(たき)
『好きだったはずの"ひとり"』
13/39

惨め

次の日

目が覚めると両親は仕事で

家には私だけだった。


私は顔を洗った。

そして母が作り置いてくれた朝食を食べながら、

なんでこんな私の為に。

と思った。

私はみんなから無視されるような子供なんだ。

そんな子供に育ってしまって

親に申し訳ないと感じた。


TVを見る気にもなれなくて

でもこの広い家の中ひとりきりで居るのも

空虚で。

なんだか怖かった。

私は小さい頃買った羊の縫いぐるみを

思い切り抱きしめて1人じゃないって

寂しさを紛らわした。

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