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苦しい
胸が押し潰されちゃう感じがした。
今日、産まれて初めて自分に対しての
陰口を直接聞いた。
友達の声を聞いてしまった。
今まで無視をされていて、
みんな私を居ないものみたいに扱ってて、
みんなの瞳に映らない、
話題にも出ない、
そんな私が久しぶり聞いた声が、それだった。
少しの言葉が私には深く突き刺さった。
その冷たい声が耳から離れなくて、
無我夢中で自転車をこいで家へ帰った。
家へ着くと母が外で洗濯物を取り込んでいた。
私は母に、
お弁当ありがとう。
朝早いのに大変だから、
もう凝ったお弁当は作らなくていいんだからね
と伝え、
急いでシャワーを浴びに行った。
そして今日はもう疲れたと言って
自分の部屋にこもった。




