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第十一話
浴衣を着た少年が険しい顔をしている。
場所は古びた家の中。
またあの浴衣を着ている。
他人から見れば、浴衣を着た少年が椅子に座っているだけだが、その少年の周りには体全てが白に包まれた竜がまとっている。
という夢を見た。
また、意味がわからない。
そもそも、僕と竜は接点がない。
だめだ、わからない。
不本意ながら、奴に相談してみよう。
意味不明なことは意味不明な奴に聞くことが一番だろう。
幸いなこと…ではないが、今日も補習だ。
「いてぇ」
ベッドから立ち上がると、体の節々が痛い。昨日の野球のせいだろう。
全身筋肉痛のまま、学校に向かうのは憂鬱以外のなにものでもなかった。




