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クリプトン・クロニクル〜運命を背負いし者たちの選択など〜  作者: コッコ
第十二章:クリミナルデビル決戦前半編
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エピック129【最終決戦準備と突入】

火山街の戦いを終えたジョンアイデル一行は、再び活気を取り戻し始めた中央広場へと帰還した。そこには、各地で戦っていた頼もしい仲間たちが、一人の欠けもなく集結していた!

「みんな、無事だったか!」ルミカ、ルミナ、ジョンテイル、レイヴィア、ドミネスト、そして協力者であるベリアルとベルフェ。ジョンアイデルの呼びかけに、仲間たちが次々とハキハキと頷く!

「ええ、こちらも準備は万全よ!」

「兄さん、次は……いよいよなんだね」ジョンアイデルは全員の顔を見渡し、覚悟を込めた声でハキハキとこれからの指針を打ち出した!

「まずはミクスタッド宮殿に行こう。そこで態勢を整える!そして……次なる目的地は、全悪魔の根源、最終決戦の地――悪魔界だッ!!」その言葉に、広場に緊張が走る。人の身では決して踏み入ることのできない、禁忌の領域。

「あそこに乗り込むには、今のままじゃ足りない。宮殿にある古の記録、そして王家に伝わる秘宝……『悪魔界への門』を抉り開くために必要なものを、すべて揃えに行くぞ!!」「合点だ! 俺たちの全戦力、悪魔界にぶつけてやろうぜ!」ジョンテイルが拳を突き上げ、仲間たちの士気は最高潮に達する!ハキハキと、最終章への序曲!!ミクスタッド宮殿へ向かい、ハックして世界を救う最後の鍵を掴め!!ミクスタッド宮殿への移動の最中、ジョンアイデルが手に入れたワインレッドの「報復の概念結晶」が、突如として共鳴を始める。その輝きは、あくびをしながら歩いていたベルフェへと吸い込まれるように飛び込んだ!

「えっ、ちょ、ちょっと……何これぇ……!?」結晶がベルフェの胸元に触れた瞬間、彼女の全身をワインレッドの光が包み込み、激しいエネルギーが融合していく! 概念そのものが「怠惰」の悪魔である彼女の中に取り込まれたのだ。

「フア〜ア〜……。何この、胸の奥がじんわりする感じ……。何この熱い感情みたいなのは」ベルフェは目をこすりながら、ハキハキと、だがどこか気だるげに呟く。本来、何事にも無気力な彼女の中に、アガレスの抱えていた烈火のごとき「報復」のエネルギーが、純粋な動力源として組み込まれていく。

「あー……なんだか、いつもより眠くないかも。むしろ、ちょっとだけ『アイツらをぶっ飛ばしたい』って気分になってきた……かも。あーあ、面倒くさいけど……」

「ベルフェに『報復』の力が……!?

怠惰と憤怒の融合なんて、一体どんな力になるんだ!?」驚くジョンアイデルの横で、ベルフェの瞳には今までにない鋭い光が一瞬だけ宿る。最強の「やる気のない悪魔」が、アガレスの熱意を得て、皮肉にも最終決戦への最強の切り札へと変貌しつつあった。ハキハキと、予期せぬパワーアップ!!熱を持った怠惰、ハックして悪魔界を揺るがす一撃となるか!?重厚な宮殿の門が開き、ジョンアイデル一行はついにその内部へと足を踏み入れた。だが、そこに広がっていたのは、ただの古い石造りの城郭ではなかった。

「……かなり久しいな」故郷の土を踏み、クレティアが感無量といった様子でハキハキと呟く。その視線の先には、美しい装飾が施された大理石の壁と、そこに埋め込まれた青く光るホログラムのディスプレイや、静音で稼働する最新式の魔力エレベーターがあった。

「家出してから……やはり、かなり変わってるんだね」アスモディンが、懐かしさと驚きが入り混じった表情でハキハキと、そして感慨深そうに辺りを見渡す。

「アテチが知っている頃より、ずっと機械やサイバー要素が増えている……。近未来的な、不思議な光景になっているんだね」かつての王宮の面影を残しつつも、高度な魔導技術によってアップデートされたその姿は、まさに時代を先駆ける「進化の象徴」だった。隣を歩くルミカが、誇らしげにハキハキと答える。

「進化してるからね、この国は。

悪魔たちの脅威に対抗するために、魔法と科学を融合させた結果がこれだよ。さあ、驚くのはまだ早いよ。最終決戦に必要なものは、この先……最深部の『魔導電脳ルーム』にあるんだから!」ハキハキと、最先端の王宮へ!!古の叡智と未来の力が交差する場所で、ハックして悪魔界への扉を解析せよ!!最新式の自動扉が滑らかに開き、一行は宮殿の最深部、青い光ファイバーが血管のように張り巡らされた「魔導電脳ルーム」へと足を踏み入れた。膨大なデータがホログラムで浮かび上がるその部屋の中央。威厳に満ちた佇まいで待っていたのは、この国の頂点に立つ二人だった。

「よく来ましたね、ジョンアイデル……そして、我が愛しき娘たちよ」

女皇フィリアが、穏やかだが有無を言わせぬ重みのある声で迎える。その隣では、静かに腕を組んだ皇配アルプが、鋭い眼光を一行へと向け、ハキハキと告げた。

「歓迎する。だが、覚悟はいいか? 今から触れるものは、この世界の禁忌に近いものだからな」アルプが空間を操作すると、中央のメインモニターに禍々しい波形データと、悪魔界の深層を映し出したかのような謎のコードが表示される。

「悪魔界……そこは我々の住む現世とは物理法則そのものが異なる。そこへ乗り込むためには、ただの魔法や武力では足りない」フィリアがさらに一歩前へ出る。

「私たちが密かに進めてきたプロジェクト……人の魂をデータ化し、一時的に概念的な存在へと変換して悪魔界へ送り込む『ゲート』の起動プログラムです。これこそが、禁忌の鍵となります」ハキハキと、明かされる禁忌!!女皇と皇配が守り続けてきた、ハックして世界を救う最後の手段!!

「システム、全回路接続……。魂の量子化、開始!」フィリアの号令と共に、魔導電脳ルーム全体が激しい光に包まれる!

ジョンアイデルたちの意識は一瞬で肉体という重い鎖から解き放たれ、無数の光の粒子となってホログラムの渦へと吸い込まれていった。

「…………っ、ここは……?」意識が再び形を成したとき、ジョンアイデルが目を開けると、そこは先ほどまでの機械的な部屋とは全く異なる空間だった。見上げるほど高い天井、厳かなステンドグラスから差し込む七色の光、そして無限に続くかのような大理石の床。そこは、静謐な「教会」の中を思わせる神聖な空間だった。

「サイバーワールド……? データの海の中が、こんな形をしているなんて」

ルミナが驚きに声を震わせる。肉体は宮殿のポッドに眠っているが、今の彼らは五感のすべてがこの世界とリンクしていた。

「……ここが、悪魔界へ繋がる中継地点。そして、私たちの意志を『概念』へと鍛え上げる聖域ね」クレティアがハキハキと、その静寂を噛みしめるように呟く。教会の奥からは、この仮想空間を統括するシステムの声か、あるいは何者かの意志が響き渡ろうとしていた。 ハキハキと、精神の聖域へ!!悪魔界への門を開くため、ハックして魂の試練が始まる!!場面は一転し、不気味な紅い月が照らすクリミナルデビル本拠地・玉座の間。

そこでは、七つの罪が頂点、傲慢スペルヴィアのルシファエロが苛立ちを隠さぬ様子で、禍々しい玉座の肘掛けを叩いていた。

「チッ……憤怒のアガレスまでしくじりやがったか。フン、あの大馬鹿者が……!」スペルヴィアはハキハキと、怒りを孕んだ声を広間に響かせる。アイデルたちが「禁忌」を犯してまで、自分たちの領域――悪魔界へと牙を剥こうとしていることを、彼は既に察知していた。

「こうなったら、遊びは終わりだ。向かいくる羽虫どもを、この場所で一人残らず叩き潰してやる!」スペルヴィアが指をパチンと鳴らすと、闇の中から六つの不気味な気配が立ち上る。彼の前に跪くようにして現れたのは、それぞれが圧倒的な魔力を放つ六人の人影。彼らこそ、クリミナルデビルの幹部――残された大罪を司る者たちか、あるいはスペルヴィア直属の護衛団か。その冷酷な眼光が、玉座の間を凍りつかせる。

「野郎ども、準備はいいな。『パンドラの器』が、自ら壊されにやってくるぞ。極上の絶望で出迎えてやれ!!」ハキハキと、悪の集結!!悪魔界の最深部で待つ、ハックして最凶の六柱!!電脳教会の静謐な空気が遠ざかり、激しい電子音と共にジョンアイデルたちの意識は再び重力を取り戻す。

「……はぁっ!!」宮殿の魔導電脳ルーム。カプセルの中で目を開けたジョンアイデル達は、大きく息を吐きながら、ゆっくりとその上体を起こした。肉体へと戻った感覚はひどく重く感じられたが、その右手には、サイバーワールドに入る前にはなかった「確かな重み」が握られていた。それは、教会の奥で見出した、複雑な電子回路のような紋様が刻まれた『純白の結晶キー』。

「戻ったようですね」女皇フィリアが安堵の表情で駆け寄る。ジョンアイデルは手の中の鍵を見つめ、ハキハキと、そして力強く告げた。

「ああ……手に入ったよ。悪魔界の最深部、スペルヴィアの元へ繋がる『真実の鍵』だ」電脳空間での試練を経て、彼らの魂は悪魔界の物理法則に適応するための「パスコード」をその身に刻み込んだ。もはや、悪魔界の理不尽な防御壁も彼らを止めることはできない。

「よし、みんな準備はいいか! この鍵があれば、奴らの本拠地に直接殴り込みをかけられる!!」ジョンテイルが武器を確認し、ベルフェも(憤怒の結晶のせいで)珍しくシャキッとした動きを見せる。ハキハキと、準備完了!!ついに揃った最後のピース、ハックして次なる地は悪魔界!!宮殿の地下ドックに、巨大な影が姿を現す。神々とミクスタッドの魔導技術の粋を集めた空中要塞――「キヴォトス・アーケ」。その重厚な装甲は、最終決戦に向けて青白く輝く魔力コーティングを施されていた。ジョンアイデルは、巨大なタラップの前に立ち、共に地獄の深淵へと挑む最強の布陣をハキハキと読み上げる!

「悪魔界に乗り込むメンバーを発表する!!ビューネ! ベルフェ! ベリアル! ルミカ! マモーン!そして、アスモディン! カニャッツォ! ジュダ! クレティア!」一人一人の名前を呼ぶたび、精鋭たちがそれぞれの決意を胸に、キヴォトスアーケのハッチへと足を踏み入れていく。かつての敵、信頼する仲間、そして家族。種族も過去も異なる十人の戦士たちが、今、一つの目的のために集結した。

「よし、全員揃ったな! キヴォトスアーケ、搭乗!!」ジョンアイデルの力強い号令と共に、ハッチが閉じる。艦橋のモニターには、手に入れた「純白の結晶キー」が座標を示し、次元の壁がゆっくりと歪み始めた。

「目標、悪魔界最深部! 全システム、最終決戦仕様へ移行!!」キヴォトスアーケのエンジンが轟音を上げ、巨大な船体は光の尾を引きながら、空を切り裂いて次元の裂け目へと突き進む!ハキハキと、最終決戦の幕開け!運命を乗せた箱舟、ハックしていざ、悪魔界へ!!巨体を震わせながら、キヴォトス・アーケは重力を振り切り、ミクスタッドの空へと高く舞い上がった。眼下に広がる王宮が小さくなり、やがて雲海を抜けると、そこには常人では決して目にすることのない光景が広がっていた。

「見て……あれが、この国の上空に漂う浮遊土地……!」窓の外には、古代の魔力を帯びて空に浮かぶが広大な大地がある。しかし、アイデルたちの目標はさらにその上だ。キヴォトス・アーケは速度を緩めることなく、空が藍色から漆黒へと変わり始める大気圏の限界へと差し掛かる!

「よし、ここが一番次元の壁が薄いポイントだ。全エネルギーを艦首に集中させろ!!」ジョンアイデルの鋭い号令が艦橋に響く!手に入れた「純白の結晶キー」がコンソールに差し込まれ、システムが臨界点に達する。

「時空断層切断突貫システム、作動ォッ!!!」その瞬間、キヴォトス・アーケの艦首から、時空そのものを切り裂く次元の刃が展開される。目の前の空間がガラスのようにひび割れ、その亀裂の向こう側に、禍々しい赤黒い雷雲が渦巻く「異界」の風景が顔を覗かせた。

「衝撃に備えろ!! 突き抜けるぞ!!」船体は光のつぶてとなり、次元の断層へと猛然と突っ込んでいく!世界の境界が激しく軋み、キヴォトス・アーケはついに、人の世の理が通用しない「悪魔界」へとその船体をねじ込んだ! ハキハキと、世界線の突破!!さらば現世、ハックして次なる舞台は魔の深淵!!

「……突破ァァァッ!!!」キヴォトス・アーケが時空の断層を強引に抉り開き、次元の壁を突き抜ける。激しい振動と、魂を掻きむしるような不協和音が艦内を駆け抜けた直後、モニターに映し出されたのは、現世の理を根底から否定する光景だった。

「…………っ、これが…………」ジョンアイデルは、窓の外に広がる異様な景色に息を呑み、ハキハキと、だがどこか圧倒されたように呟く

「ここが悪魔界か」見上げる空は、血のような深紅に、淀んだ禍々しい紫が混じり合った不気味なマーブル模様に染まっている。太陽も月もなく、ただ、大気そのものが意思を持って蠢いているかのような重圧感が一行を襲う。眼下に広がる大地は、生命の気配が一切絶たれた荒れ果てた荒野。ひび割れた土壌からは、時折、腐食した魔力の霧が噴き出し、遠くには歪な形をした黒い岩山が、まるで巨大な墓標のように幾つも突き立っていた。

「……なんて嫌な空気。魔力が濃すぎて、普通の人間なら呼吸するだけで肺が焼け焦げるわね」

アスモディンが冷静に分析する。だが、今のアイデルたちはサイバーワールドでの調整を経て、この世界の毒素に適応した「概念の肉体」を纏っている。


「さあ、歓迎の挨拶もなしに降り立たせてくれるような連中じゃないはずだ。気を引き締めろ、みんな! ここから先は、一歩だって油断できないぞ!!」


ハキハキと、地獄への第一歩!!

荒野を突き進むキヴォトス・アーケ、ハック・悪魔界の深淵へ!!

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