093 コロッケパン
家に着きスーパーで買ってきたものを早速食らうパンヤ。買ってきたコロッケにソースをかけ、食パンに挟んで食べる。
「にゃー。うまいんだにゃー」
コロッケを挟んでコロッケパンである。うみゃーうみゃー言いながら食べている。うまい食事につられてコーギーのショクパンもやってくる。
「にゃー、犬にコロッケは駄目なんだにゃー」
そういうあんたは猫だろうとは誰も突っ込まない。
もうすぐ約束の日が近づいている。タップと共に隣町のトランポリンに住む女性魔法使いアーロ・メーロとグールとの共同クエストをする予定があるのだ。
パンヤはコロッケパンを食べながらどんなクエストになるんだろうと考え込むのであった。
〇
夕方になるとパンヤはショクパンを連れて散歩に出かけた。今日は家の近くの自然公園に行くこととする。
公園に入ると緑のにおいが鼻に入ってくる。
「にゃー。これでこそ自然公園なんだにゃー」
そんなことを言いながらもショクパンの方は地面に鼻を突き出し歩き続けている。
「自然を感じるとは四季を感じることなんだにゃ。ショクパンも季節を感じているんだにゃあ」
リードを握りながら草木が風に揺れる音を全身で感じるパンヤなのであった。
〇
散歩から帰ってくるといつものようにショクパンの足を拭うパンヤ。
そして夕食の準備に取り掛かるのであったが、せっかくの休みの日である。料理するのが面倒くさく感じるのであった。
「今日はお弁当買ってくるんだにゃ」
そう言って財布を持って出かけるパンヤ。ショクパンは遠目に出かけていくパンヤを見送るのであった。
今日食べるのは何の弁当にしようか悩むパンヤ。
「唐揚げ弁当もいいし、シンプルにのり弁もいいんだにゃー」
そんなことを言いながら弁当屋に着く。店員はやってきたパンヤに「いらっしゃいませ」と言うのであった。
「ご注文は?」




