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009 遠足のおやつ

 東の砂漠、東道砂漠。そこで巨大蛇のモンスターである砂オオダイショウの被害にあった者の報告により砂オオダイショウの討伐依頼がギルドの掲示板で募集されることとなった。


 砂オオダイショウは砂の中を泳いでおり、陸に浮上しないと狩ることができない。

 砂の上を進む砂船を使って砂オオダイショウを追いながら船に設置されている巨大クロスボウを撃つ。クロスボウの矢は縄で繋がっているため逃がさないように陸へ誘い出す。


 タップに砂クジラ討伐に誘われたパンヤは一緒に討伐に行くことにしたのだった。

 他にも同乗者がおり冒険者のノハラとタウジという男二人も協力者としてついてくる。


      〇


 砂の上を進む砂船に乗ったパンヤとタップ、そしてノハラとタウジ。ノハラという男は赤い飛竜の防具を身に着けており、タウジという男は黒い飛竜の防具を身に着けていた。

 タップはというと緑の巨大鳥の防具ていてを身に着けていて、パンヤはというと言わずも知れたテレレックスの防具を身に着けている。


 パンヤは持ってきたおやつを手に砂船の上で風を浴びながら楽しんでいる。持ってきたおやつはメロンパン風のビスケットである。タップや他の仲間にも分けてあげるとパンヤはおやつを頬張るのであった。


「にゃー、遠足のおやつは美味しいんだにゃ」


 タップは「遠足じゃねえ」と言いながらももらったおやつを食べる。

 ノハラはパンヤに「猫なのにしっかりしているじゃねえか」と言う。


「その防具もしかしてテレレックスのか?」


「にゃ! そうなんだにゃ! タップと一生懸命狩りに行ったんだにゃ」


 タウジはもらったおやつを食べながらタップとパンヤに「やるじゃねえの」と声をかけるのであった。


      〇


 風を浴びながら砂漠を進む砂船。砂船から身を乗り出して景色を楽しんでいると、地面の中を泳ぐ何かの姿を目撃する。


「あれはなんなのにゃ?」


 体をうねらせて進む巨大モンスターの背中。あれは……


「砂オオダイショウなんだにゃ!」


 パンヤの言葉に一斉に動き出す冒険者たち。タウジは船に設置されている巨大クロスボウを構え、タップとノハラは望遠鏡でモンスターの姿を確認した。

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