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088 トカゲ捕り

 チャイルはパンヤに応えるべく「おー!」と声を上げる。

 夕方になるまでパンヤとチャイルはトカゲを探し回った。


 汗だくになりながら地面に目を向け続けるパンヤとチャイル。二人とも捕まえた時の興奮を忘れることができずに探し回っていた。


「にゃー。どっかにいるはずなんだにゃー」


「探さないと、探さないと、見つからないよお」


 一生懸命地面に目を向けるもなかなか見つけることができない。

 時はもう夕暮れ時である。そろそろパンヤも帰る時間となった。パンヤとチャイルは一旦家に帰ることとする。


      〇


 家に戻るとハンプソンが帰ってきていた。


「パパ! ただいま」


「おっ、お帰り。何してたんだい?」


「トカゲ捕りしてた。ピアノも聞いてもらったんだよー」


 ハンプソンは「それは良かったじゃないか」と言い捕まえたトカゲを見せてほしいと言う。


「どれどれ、どんな子を捕まえてきたのかな?」


 虫かごを覗くと二匹のカナヘビがいた。


「んー、なかなかに立派な個体じゃないか」


 パンヤはこれにておさらばすることになった。ハンプソンはよかったら夕食を一緒にとらないかと誘ってきた。

 少し悩むも、ギルドに寄って報告しなければならないため一度帰ることとする。


「ギルドに行かないと駄目なんだにゃ。一度家に帰ってからまた来てもいいかにゃ?」


 するとハンプソンは「じゃあそうしよう」と手を叩いた。


「待ってるよ」


 チャイルも「待っているからねー」と手を振っていた。


      〇


 ギルドへ向かう道すがら夕焼けにトンボが飛んでいたりと季節を感じる情景であった。歩いているだけなのになんだか楽しくなっていたパンヤなのであった。


 ギルドへ着くと受付のお姉さんに依頼書を出して任務完了の手続きをとってもらうことに。

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