082 名物の炒飯弁当
トランポリンの駅から列車が出発し、それに乗るパンヤとタップはトランポリン名物の炒飯弁当を食らっていた。
「にゃあ、これ美味しいんだにゃー」
「ああ確かにうまいぞこれは」
炒飯弁当を食らいながらタップは次にこの町に来る日を告げた。
「約束は一か月後になる。どんなクエストを受けることになるか分からないが、準備しておかないとな」
「そうだにゃ? タップはあの女の人のお目にかなうように準備しなくちゃならないんだにゃあ」
タップはパンヤの頬を掴み「なんでそうなるんだよお」と突っ込みを入れる。
「にゃーん、だってタップ失恋ソングばっかり聞くから心配なんだにゃあ」
「分かった、羽目を外すような曲を聞けばいいんだな?」
パンヤは「水着だ、海だ、ウェイウェイなんだにゃ」と言ってそんなのタップらしくないと言うのだった。
「暗いタップは嫌だけど、羽目外しているタップは嫌なんだにゃあ」
そんな会話をしながら列車はアーパーマへと近づいていく。
〇
アーパーマへと着くと物資補給所へと向かう二名。昼食を食べたばかりだが、今日は料理を作らなくてもいいようにお惣菜を買っていくのである。
買い物かごを手に持って歩くパンヤとタップすると、お総菜コーナーに安売りしているコロッケの山があった。なんと一個98パンソンである。
パンヤはトングを使って袋に詰め込んでいく。
「安くて美味しいは正義の味方なんだにゃ」
タップもトングを持ってコロッケを詰め込みながら「あんまり食べると太るぞ」と言い出す。
タップは3つほど詰め込み。パンヤの方は10個以上詰め込んでいた。
「にゃあ。余った分は冷凍すればいいんだにゃ」
そう言ってパンヤたちはレジで会計を済ませるのであった。
〇
家に帰ってきたパンヤ。するとまっすぐに駆けてくるコーギーのショクパンがいた。
「にゃあ。いい子にしていたかにゃ?」
ショクパンは撫でられながらも興奮しているようで行ったり来たりをして駆けまわっていた。




