↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
80/100

080 問題解決

 公園のベンチで昼食をとっているパンヤとタップとグール。そんな時、近づいてくる影があった。グールはその存在にいち早く気づいて急いでメロンパンを平らげてしまう。

 グールは悲しそうな声で「にゃー」と鳴く、パンヤとタップはグールの視線の先を追う。するとそこにいたのはロングスカートを履いた長い黒髪の二十代そこらの女性であった。


「みーつけた」


 グールは耳を折り畳んで元気なく「にゃー」と鳴く。

 タップは女性に言う。


「あんたが怒っているのはもっともだが、こいつは十分に反省している。許してやってくれないか」


 グールは耳を折り畳んだまま「にゃーん。反省しているんだにゃーん」と言う。

 パンヤはグールに問う。


「そんな時はなんて言うのかにゃ?」


「ごめんなさいなんだにゃ」


      〇


 一生懸命謝ったグール。そして魔女らしき女性。

 女性は本当に反省しているのかを問いただした。


「本当に反省しているの?」


「にゃー。反省しているんだにゃ。その証拠にパン屋でパンを奢ってもいいんだにゃ」


 女性は腕を組んで肘関節を指でこつこつ当てている。


「じゃあ、そうさせてもらおうかしら」


 グールは畳んでいた耳が上がり「よっしゃー!」と声を上げるのであった。


「許されたんだにゃ! 許されたんだにゃ!」


 パンヤはタップと顔を合わせる。


「よかったんだにゃ」


「意外と綺麗に終わってよかったな。もっと時間がかかると思っていた」


      〇


 グールに連れられて女性はチョコチップメロンパンを奢ってもらっていた。そしてこのまま皆で公園で食事をすることとする。

 ソーセージパンを食べるパンヤは女性に「あなたは魔女なのかにゃ?」と聞く。

 女性は答える。


「魔女というよりも、私冒険者やっているんだけど、役職が魔法使いなのよね」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。