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073 爆弾の爆発

「にゃあ! 僕らは最強なんだにゃ!」


 ラプター討伐のためにパンヤが持参した爆弾が爆発していく。想像山では爆発音が鳴り響いていた。


 爆弾が爆発して草原をゴロゴロ転がっていくパンヤとタップ。ラプターもひとたまりもなく吹き飛んでいった。

 草原にしがみついて転がっていくのを自力で止めたパンヤはラプターの方を見る。すると5体とも地面に横たわっていたのであった。


「やった、にゃ。……僕らは、最強なんだにゃ」


 耳がキーンと鳴って何も聞こえない。タップもそこら辺で転がっており同じく耳は同じ状況だろう。


      〇


 起き上がったタップはパンヤと共にラプターから素材の剥ぎ取りを行う。

 パンヤはタップに「お疲れ様なんだにゃ」と言うと、タップは「そちらも」と言うのであった。


 焚火をし、ラプターの生肉を炙るパンヤとタップ。


「ラプターの肉は鶏肉みたいで美味しいんだにゃ」


「知ってる」


 簡素なやり取りだが、これも疲労のためだ。


「タップ、疲れているにゃ?」


「ああ、もっと作戦を立てて作戦通りに皆で動けばこんなに疲れはしないんだろうけどな」


「疲れた体にはお肉にゃん。お肉、たくさん食べるにゃ?」


「ああ、そうさせてもらうよ。ありがとう」


      〇


 夕方ギルドへ戻ると報酬をもらうパンヤとタップ。その帰りに飲み屋によって乾杯するのであった。

 タップはビールを飲みながら「ああああ」と唸り声を上げる。


「どうしたにゃ? 失恋ソングでも聞きたい気分なのかにゃ?」


「なんでどうして分かるんだよお」


「にゃー当たってしまったんだにゃー」


 どうやら一日気分が落ち込んでいるように見えたのは疲れているからではなく失恋のダメージからだったらしい。

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